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四文字熟語 使用頻度 ランキング
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Wikipediaで一番頻繁に使用される四文字熟語を調査する。 |
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日本語とbutterfly
searchを組み合わせて、何か面白いことができないかな。。。が発端のこの企画。 |
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1.調査対象
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(1)Wikipediaの全ページの記事本文 |
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jawiki-20161020-pages-articles-multistream.xml 9.7GB |
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ダウンロード先 |
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https://dumps.wikimedia.org/jawiki/20161020/jawiki-20161020-pages-articles-multistream.xml.bz2 |
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(2)四字熟語 |
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729種類 下記から入手 |
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http://www.h3.dion.ne.jp/~urutora/4ji1.htm |
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※butterfly_searchにはデフォルトでサンプルとして組み込み済み |
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2.調査方法
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butterfly_searchの一括検索機能を使用して、検索対象から検索キーの出現回数を調査する。 |
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※butterfly_searchは下記からダウンロード可能。 |
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http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se437071.html |
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3.結果
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順位 |
出現回数 |
四文字熟語 |
読み |
意味 |
1位 |
3387 |
年中行事 |
ねんちゅうぎょうじ |
毎年、一定の時期に決まって行われる儀式や催し。初め、宮中の公事を指したが、のち、民間の行事・祭事も指すようになった。 |
2位 |
3208 |
時期尚早 |
じきしょうそう |
実行のためには時期がまだ早すぎること。 |
3位 |
3006 |
多種多様 |
たしゅたよう |
種類が多いこと。いろいろ。さまざま。 |
4位 |
2789 |
危機一髪 |
ききいっぱつ |
一つ間違えば大変な危険におちいる瀬戸際(せとぎわ)のこと。 |
5位 |
2565 |
意気投合 |
いきとうごう |
お互いの気持ちや考えがぴったり合うこと。 |
6位 |
2266 |
絶体絶命 |
ぜったいぜつめい |
逃(のが)れようのない苦しい立場に追い込まれた状態。「絶対絶命」と書くのは誤り。 |
7位 |
2178 |
山川草木 |
さんせんそうもく |
自然の大地、自然の景色のこと。 |
8位 |
2094 |
紆余曲折 |
うよきょくせつ |
曲がりくねっていること。事情がこみいっていて複雑なこと。「紆」は「曲がる」の意。 類:曲折浮沈・盤根錯節 |
9位 |
2060 |
中途半端 |
ちゅうとはんぱ |
物事がきちんとしない、徹底(てってい)しないこと。 |
10位 |
1776 |
大言壮語 |
たいげんそうご |
できもしないのに大きなことを言うこと。また、その言葉。 |
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4.詳細
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(1)butterfly_searchによるjawiki-20161020-pages-articles-multistream.xmlのインデックス化 |
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・PCスペック |
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メモリ 8Gバイト |
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CPU Core i3 3.40GHz |
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・インデックス結果 |
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処理時間
30時間 |
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インデックスのサイズ
11Gバイト |
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検知したキーの数
約5390万 |
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※ファイルの拡張子を事前にxmlからtxtに変更する必要があった。 |
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(2)一括検索結果 |
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順位 |
出現回数 |
四文字熟語 |
読み |
意味 |
1位 |
3387 |
年中行事 |
ねんちゅうぎょうじ |
毎年、一定の時期に決まって行われる儀式や催し。初め、宮中の公事を指したが、のち、民間の行事・祭事も指すようになった。 |
2位 |
3208 |
時期尚早 |
じきしょうそう |
実行のためには時期がまだ早すぎること。 |
3位 |
3006 |
多種多様 |
たしゅたよう |
種類が多いこと。いろいろ。さまざま。 |
4位 |
2789 |
危機一髪 |
ききいっぱつ |
一つ間違えば大変な危険におちいる瀬戸際(せとぎわ)のこと。 |
5位 |
2565 |
意気投合 |
いきとうごう |
お互いの気持ちや考えがぴったり合うこと。 |
6位 |
2266 |
絶体絶命 |
ぜったいぜつめい |
逃(のが)れようのない苦しい立場に追い込まれた状態。「絶対絶命」と書くのは誤り。 |
7位 |
2178 |
山川草木 |
さんせんそうもく |
自然の大地、自然の景色のこと。 |
8位 |
2094 |
紆余曲折 |
うよきょくせつ |
曲がりくねっていること。事情がこみいっていて複雑なこと。「紆」は「曲がる」の意。 類:曲折浮沈・盤根錯節 |
9位 |
2060 |
中途半端 |
ちゅうとはんぱ |
物事がきちんとしない、徹底(てってい)しないこと。 |
10位 |
1776 |
大言壮語 |
たいげんそうご |
できもしないのに大きなことを言うこと。また、その言葉。 |
11位 |
1750 |
試行錯誤 |
しこうさくご |
試みを繰り返し、失敗を重ねて正解に近づくこと。 |
12位 |
1567 |
賛否両論 |
さんぴりょうろん |
意見が賛成と反対と二つに分かれること。 |
13位 |
1524 |
一生懸命 |
いっしょうけんめい |
命がけで努力すること。「一所懸命(いっしょけんめい)」から変化した語。 |
14位 |
1426 |
三位一体 |
さんみいったい |
三つのものが一つに結びつくこと。 |
15位 |
1345 |
古今東西 |
ここんとうざい |
昔も今も、東も西も、いつでもどこでも。 |
16位 |
1345 |
天真爛漫 |
てんしんらんまん |
自然のままで明るく無邪気(むじゃき)なさま。 類:天衣無縫 |
17位 |
1328 |
百鬼夜行 |
ひゃっきやこう |
いろいろな妖怪(ようかい)・悪人が闇(やみ)の中ににうごめくこと。 |
18位 |
1300 |
意思疎通 |
いしそつう |
お互いの考えがよどみなくよく通じること。 |
19位 |
1279 |
前代未聞 |
ぜんだいみもん |
今まで一度も聞いたことがないような珍事・変事。「前代に未(いま)だ聞かず」と訓読する。 類:破天荒解 |
20位 |
1242 |
天地無用 |
てんちむよう |
荷物で、上下を逆にするなという、注意を表す言葉。 |
21位 |
1222 |
奇想天外 |
きそうてんがい |
思いもよらないような変わったこと。 |
22位 |
1207 |
花鳥風月 |
かちょうふうげつ |
自然の美しい景色。風流。 類:春花秋月・雪月風花 |
23位 |
1184 |
相思相愛 |
そうしそうあい |
男女がたがいに愛し合っていること。 |
24位 |
1124 |
文武両道 |
ぶんぶりょうどう |
学問と武芸の両方にすぐれている人のこと。 |
25位 |
1056 |
一期一会 |
いちごいちえ |
生涯で一度の出会い、一回限りの人との出会い。茶道で、どの茶の会でも一生にただ一度のことだと思って、つねにまことを尽くせという教え。 |
26位 |
1056 |
質疑応答 |
しつぎおうとう |
問いや話しかけにその場で答えること。 |
27位 |
1000 |
一騎当千 |
いっきとうせん |
一人で千人の敵に勝てるほど強い実力者。 類:一人当千 |
28位 |
998 |
自由奔放 |
じゆうほんぽう |
思いのままに気兼(きが)ねなくふるまうこと。 |
29位 |
964 |
自暴自棄 |
じぼうじき |
もうどうなってもいい、と捨て鉢になること。やけくそになること。 |
30位 |
939 |
取捨選択 |
しゅしゃせんたく |
必要なものを取り、不必要なものを捨てること。 類:取捨分別 |
31位 |
930 |
容姿端麗 |
ようしたんれい |
顔つきも姿かたちも整って美しいこと。 |
32位 |
907 |
百花繚乱 |
ひゃっかりょうらん |
多くの花がいっぺんに咲き乱れること。 |
33位 |
898 |
冠婚葬祭 |
かんこんそうさい |
元服・婚礼・葬儀・祖先の祭祀(さいし)の、四つの重要な礼式。慶弔(けいちょう)の儀式。 |
34位 |
872 |
優柔不断 |
ゆうじゅうふだん |
決断がぐずぐずしてはっきりしないこと。 |
35位 |
861 |
自由自在 |
じゆうじざい |
心のまま、思うままにふるまうこと。 類:縦横自在・自由無碍 |
36位 |
860 |
廃仏毀釈 |
はいぶつきしゃく |
仏法を排斥(はいせき)し釈迦(しゃか)の教えを捨てること。 |
37位 |
856 |
神出鬼没 |
しんしゅつきぼつ |
鬼神(きじん)のように自由自在に出没して居場所がわからないこと。 |
38位 |
850 |
問答無用 |
もんどうむよう |
話し合っても無駄(むだ)、議論も必要ないこと。 |
39位 |
839 |
事実無根 |
じじつむこん |
根も葉もない、全くでたらめなこと。 |
40位 |
830 |
一部始終 |
いちぶしじゅう |
始めから終わりまで。ささいなことまで全部。 |
41位 |
828 |
満場一致 |
まんじょういっち |
その場の全員の意見が一つにまとまること。 類:全会一致 |
42位 |
822 |
自給自足 |
じきゅうじそく |
自分に必要なものは自分で作って満たすこと。 |
43位 |
808 |
老若男女 |
ろうにゃくなんにょ |
老人と若者と男性と女性と。さまざまな人々。 |
44位 |
768 |
一攫千金 |
いっかくせんきん |
あまり苦労をせずに一度に大金を儲(もう)けること。 |
45位 |
764 |
徹底抗戦 |
てっていこうせん |
相手にとことん手向かって戦うこと。 |
46位 |
759 |
波瀾万丈 |
はらんばんじょう |
人生の浮き沈みの激しさを形容する語。 |
47位 |
757 |
無色透明 |
むしょくとうめい |
透(す)き通ってにごりがない、汚(よご)れていないこと。 |
48位 |
748 |
喜怒哀楽 |
きどあいらく |
人間の持つ典型的な四つの感情。喜び、怒り、哀しみ、楽しみ。 |
49位 |
716 |
傍若無人 |
ぼうじゃくぶじん |
人前をはばからずに、何の遠慮(えんりょ)もなくわがまま勝手にふるまうこと。「傍(かたわ)らに人無きが若(ごと)し」と訓読する。 |
50位 |
706 |
荒唐無稽 |
こうとうむけい |
根拠(こんきょ)がなく中身もない非現実的なこと。 |
51位 |
684 |
一刀両断 |
いっとうりょうだん |
刀のひと振りで相手を真っ二つに切ること。思い切りよく、ずばりと物事を解決すること。 |
52位 |
648 |
変幻自在 |
へんげんじざい |
自由に姿を変え、思いのままに変化すること。 類:神出鬼没・千変万化 |
53位 |
647 |
大義名分 |
たいぎめいぶん |
守るべき行為の基準、理由づけ。 |
54位 |
645 |
風光明媚 |
ふうこうめいび |
景色がきれいで美しいこと。 |
55位 |
630 |
質実剛健 |
しつじつごうけん |
まじめで地味で、強くしっかりしたさま。 |
56位 |
629 |
自己主張 |
じこしゅちょう |
自分の利益を守るために主張すること。 |
57位 |
629 |
時代考証 |
じだいこうしょう |
文献(ぶんけん)を調べてその時代のことを明らかにすること。 |
58位 |
628 |
天涯孤独 |
てんがいこどく |
身寄(みよ)りがこの世にひとりもいないこと。 |
59位 |
608 |
起死回生 |
きしかいせい |
死にかかった病人を生き返らせること。滅亡・崩壊(ほうかい)しかけているものをよい状態に戻すこと。 類:起死再生 |
60位 |
603 |
陣頭指揮 |
じんとうしき |
上の者が先頭に立って指図(さしず)を与えること。 |
61位 |
598 |
一進一退 |
いっしんいったい |
進んだり退いたりすること。また、状況、事情がよくなったり悪くなったりすること。 |
62位 |
582 |
興味津々 |
きょうみしんしん |
非常に興味深く感じられること。「津々」はたえず湧(わ)き出るさまをいう。 |
63位 |
579 |
疑心暗鬼 |
ぎしんあんき |
「疑心暗鬼を生ず」が縮まってできた四字熟語。疑いの心を持つと、実際ありもしない鬼の姿が見えるように何でも恐ろしく見えてくること。 |
64位 |
577 |
日常茶飯 |
にちじょうさはん |
ごくありふれた、日常的な事柄のたとえ。もとは日常の食事のこと。 |
65位 |
573 |
一触即発 |
いっしょくそくはつ |
大事件に発展しそうな切迫(せっぱく)した危険な事態に直面していること。 |
66位 |
570 |
自己啓発 |
じこけいはつ |
自分自身を開発し向上させていくこと。 類:自己研鑽 |
67位 |
560 |
縦横無尽 |
じゅうおうむじん |
縦にも横にも力が自由に及ぶこと。自由自在。 |
68位 |
543 |
猪突猛進 |
ちょとつもうしん |
猪のように非常な勢いで突進すること。 類:匹夫之勇 |
69位 |
541 |
天変地異 |
てんぺんちい |
自然界でおこる異変、とくに自然災害。 |
70位 |
540 |
有職故実 |
ゆうそくこじつ |
古来の朝廷や武家の儀式、官職、制度、服飾、法令などの先例やよりどころを研究すること。 |
71位 |
538 |
臨機応変 |
りんきおうへん |
その場の変化や状況に応じて適切に対処すること。 類:随機応変 |
72位 |
530 |
新進気鋭 |
しんしんきえい |
新しく登場した意気込み盛んな人たち。 |
73位 |
521 |
支離滅裂 |
しりめつれつ |
ちりぢりばらばらで筋道の立たないさま。めちゃめちゃ。「支離」は「ばらばら」、「滅裂」は「きれぎれ」の意。 類:乱雑無章 |
74位 |
517 |
唯一無二 |
ゆいいつむに |
それ一つだけで他に二つとないこと。 |
75位 |
515 |
本末転倒 |
ほんまつてんとう |
大事なことと些細(ささい)なことが反対になること。「本」は「もと」、「末」は「すえ」で、根本と枝葉のこと。 類:主客転倒 |
76位 |
500 |
不要不急 |
ふようふきゅう |
必要でなく、また急ぎでもないこと。 |
77位 |
498 |
満身創痍 |
まんしんそうい |
全身が傷(きず)だらけ。精神的にお手上げの状態。 |
78位 |
496 |
正真正銘 |
しょうしんしょうめい |
うそ偽(いつわ)りが少しもなくて本物であること。「銘」は「金属器や石碑に記す文句」のこと。 |
79位 |
487 |
才色兼備 |
さいしょくけんび |
すぐれた才能と美貌(びぼう)を併せもつ女性のこと。 |
80位 |
477 |
音信不通 |
おんしんふつう |
便りや連絡が全くないこと。 |
81位 |
474 |
一目瞭然 |
いちもくりょうぜん |
一目見ただけで全部がはっきりわかること。 |
82位 |
469 |
電光石火 |
でんこうせっか |
いなずまや火打石の火のひらめきのように、行動などが非常に素早いようす。 |
83位 |
469 |
免許皆伝 |
めんきょかいでん |
師から弟子(でし)に、その道の奥義(おうぎ)を残らずすべて伝えること。 |
84位 |
467 |
機会均等 |
きかいきんとう |
すべての人に平等な権利や活動の場をあたえること。 |
85位 |
466 |
森羅万象 |
しんらばんしょう |
宇宙の中にあるすべての物事。万物。「森羅」は「多くのものがつらなる」、「万象」は「すべての現象」の意。 |
86位 |
462 |
無茶苦茶 |
むちゃくちゃ |
でたらめで筋道(すじみち)が通らないこと。 |
87位 |
461 |
意気消沈 |
いきしょうちん |
元気をなくし、しょんぼりすること。 類:意気阻喪 |
88位 |
457 |
切磋琢磨 |
せっさたくま |
友人などと互いに励(はげ)まし合って学問や技芸の向上に努めること。 |
89位 |
455 |
勧善懲悪 |
かんぜんちょうあく |
善行をすすめ、悪行をこらしめること。「善を勧(すす)め悪を懲(こ)らす」と訓読する。 |
90位 |
455 |
無理難題 |
むりなんだい |
道理にはずれた言いがかりや、解決しそうにもない難しい問題。 類:無理無法 |
91位 |
445 |
創意工夫 |
そういくふう |
新しいこと、よりよいことを考え出すこと。 |
92位 |
444 |
悪戦苦闘 |
あくせんくとう |
死にものぐるいの苦しい戦いをすること。懸命(けんめい)に努力すること。 類:千辛万苦 |
93位 |
443 |
有名無実 |
ゆうめいむじつ |
名前だけで実質が伴わないこと。評判と実際とが違っていること。 |
94位 |
439 |
一極集中 |
いっきょくしゅうちゅう |
機能や権限が一カ所に集まってしまうこと。 |
95位 |
437 |
難攻不落 |
なんこうふらく |
城や砦(とりで)が攻めても容易に陥落(かんらく)しないこと。 |
96位 |
434 |
叱咤激励 |
しったげきれい |
大声で叱(しか)りつつ励(はげ)ますこと。 |
97位 |
429 |
完全無欠 |
かんぜんむけつ |
完全で欠けているところがないこと。 類:円満具足・十全十美 |
98位 |
427 |
二重人格 |
にじゅうじんかく |
一人の人間が全く異なった二つの人格を持っていること。場面や状況によって人間性の変わること。また、善悪二面を併せ持つ人柄。 |
99位 |
417 |
心機一転 |
しんきいってん |
何かをきっかけに気持ちが全く変わること。 |
100位 |
416 |
威風堂々 |
いふうどうどう |
威厳(いげん)があって立派に見える態度や雰囲気(ふんいき)。 |
101位 |
409 |
被害妄想 |
ひがいもうそう |
危害が加えられそうな不安と恐怖(きょうふ)の症状(しょうじょう)。 |
102位 |
404 |
天下無敵 |
てんかむてき |
世の中に並び比べる者がいないほど、強いこと。 |
103位 |
404 |
二者択一 |
にしゃたくいつ |
二つのうち一つを選ぶこと。 類:二者選一 |
104位 |
403 |
既成事実 |
きせいじじつ |
すでにできあがっている周知(しゅうち)の事実。 |
105位 |
399 |
罵詈雑言 |
ばりぞうごん |
口汚く相手をののしり、悪口をいうこと。 類:罵詈讒謗(ばりざんぼう)・悪口雑言(あっこうぞうごん) |
106位 |
392 |
表裏一体 |
ひょうりいったい |
表と裏の区別がなくて一つであること。 |
107位 |
387 |
感情移入 |
かんじょういにゅう |
自分の感情を他人に投影し、その立場になって共感すること。 |
108位 |
378 |
少数精鋭 |
しょうすうせいえい |
選び抜かれた少数の優秀な人材。 |
109位 |
376 |
希少価値 |
きしょうかち |
非常にまれな価値のあるもの(または、こと)。 |
110位 |
376 |
順風満帆 |
じゅんぷうまんぱん |
物事が順調にスムーズに進むこと。 類:乗風波浪 |
111位 |
371 |
時代錯誤 |
じだいさくご |
時代おくれ。別の時代のことやものと混同すること。 |
112位 |
369 |
自業自得 |
じごうじとく |
自分がした悪い行いの報(むく)いを自分の身に受けること。 類:自業自縛・因果応報 |
113位 |
368 |
一念発起 |
いちねんほっき |
あることを成し遂げようと決心すること。 類:一念発心・一心発起 |
114位 |
365 |
起承転結 |
きしょうてんけつ |
絶句(ぜっく)など漢詩の構成法の一つ。始めの句(起句)でおこし、次の句(承句)で受け、第三の句(転句)で一転し、最後の句(結句)で全体を結ぶ。 類:起承転合 |
115位 |
364 |
前人未到 |
ぜんじんみとう |
それまで誰も到達していないこと。 |
116位 |
363 |
国士無双 |
こくしむそう |
国内で二人といない立派ですぐれた人物。 |
117位 |
362 |
独断専行 |
どくだんせんこう |
自分だけの判断で勝手に行動すること。 |
118位 |
350 |
群雄割拠 |
ぐんゆうかっきょ |
多くの実力者たちが対抗して争うさま。 |
119位 |
350 |
自己嫌悪 |
じこけんお |
自分で自分がいやになってしまう感情。 |
120位 |
344 |
勇猛果敢 |
ゆうもうかかん |
勇気があり決断力に富むこと。 |
121位 |
329 |
慇懃無礼 |
いんぎんぶれい |
表面はていねいに見せかけて、心の中は尊大(そんだい)で相手を軽視すること。 |
122位 |
329 |
言語道断 |
ごんごどうだん |
あまりのひどさ、悪さに言葉も出ないほどであること。もってのほかのこと。「言語同断」は誤り。 |
123位 |
325 |
四苦八苦 |
しくはっく |
人間界における、様々なひどい苦しみ。さんざん苦労すること。 |
124位 |
323 |
波及効果 |
はきゅうこうか |
次第に影響が及び効(き)き目が出ること。 |
125位 |
322 |
沈着冷静 |
ちんちゃくれいせい |
落ち着いていて物事に動ぜず冷静(れいせい)であること。 |
126位 |
321 |
論功行賞 |
ろんこうこうしょう |
功績(こうせき)の大小有無で賞が与えられること。 |
127位 |
320 |
悠々自適 |
ゆうゆうじてき |
俗世間(ぞくせけん)のわずらわしさから離れ、ゆっくりと自分の思うままに生きること。 |
128位 |
310 |
内政干渉 |
ないせいかんしょう |
他国の政治、外交に口だしをすること。 |
129位 |
308 |
相互依存 |
そうごいぞん |
たがいに頼りあって生存をはかること。 |
130位 |
307 |
立身出世 |
りっしんしゅっせ |
社会的に認められて名をあげること。出世して有名になること。 |
131位 |
306 |
一網打尽 |
いちもうだじん |
悪者を一度に全部捕えること。「一網」は「ひとうちの網」、「打尽」は「取り尽くす」の意。 |
132位 |
304 |
旧態依然 |
きゅうたいいぜん |
昔の状態がそのまま続き、少しも進歩のないこと。 |
133位 |
303 |
豪放磊落 |
ごうほうらいらく |
度量(どりょう)が大きく小さな事にこだわらない人柄(ひとがら)。 |
134位 |
297 |
百発百中 |
ひゃっぱつひゃくちゅう |
予想や計画などがすべてあたること。 類:一発必中 |
135位 |
295 |
孤軍奮闘 |
こぐんふんとう |
援軍もなく孤立(こりつ)して敵と必死に戦うこと。 |
136位 |
295 |
人身御供 |
ひとみごくう |
人間をいけにえとして神にささげること。 |
137位 |
294 |
首尾一貫 |
しゅびいっかん |
始めから終わりまで同じやり方、考え方で通すこと。 |
138位 |
293 |
空前絶後 |
くうぜんぜつご |
過去にも将来にもないような珍しいこと。 類:前代未聞 |
139位 |
293 |
年功序列 |
ねんこうじょれつ |
能力によらず、年齢や勤続年数で地位や給料があがること。 |
140位 |
292 |
弱肉強食 |
じゃくにくきょうしょく |
弱い者は強い者に食われて滅ぶこと。 |
141位 |
291 |
強迫観念 |
きょうはくかんねん |
無理矢理、または強く迫(せま)られる思い。 |
142位 |
291 |
千差万別 |
せんさばんべつ |
種類もさまざまで、それぞれに差があること。 |
143位 |
289 |
大同団結 |
だいどうだんけつ |
少しのちがいはあるが、大筋(おおすじ)でまとまること。 |
144位 |
284 |
和洋折衷 |
わようせっちゅう |
日本風と西洋風を適当に取り合わせること。 |
145位 |
281 |
孤立無援 |
こりつむえん |
ひとりぼっちで誰(だれ)の助けも得られないこと。 類:孤軍奮闘 |
146位 |
280 |
半信半疑 |
はんしんはんぎ |
なかば信じ、なかば疑(うたが)うこと。信じきれない状態。 |
147位 |
278 |
他力本願 |
たりきほんがん |
他人まかせ。自分で努力をしないで他人の力を当てにすること。 |
148位 |
276 |
傲岸不遜 |
ごうがんふそん |
いばって他人を見下し、他人に従わないさま。 類:傲慢無礼 |
149位 |
276 |
品行方正 |
ひんこうほうせい |
行いや身持ちがまじめで正しいこと。 |
150位 |
273 |
唯我独尊 |
ゆいがどくそん |
自分がいちばん偉いとうぬぼれること。ひとりよがり。 |
151位 |
268 |
右往左往 |
うおうさおう |
あわてふためいて右へ左へ行ったりきたりすること。 |
152位 |
263 |
不可抗力 |
ふかこうりょく |
天変地異など人間の力ではどうにもならぬこと。 |
153位 |
259 |
純真無垢 |
じゅんしんむく |
心にけがれや邪念(じゃねん)のまったくないこと。 類:純粋無垢・純情無垢 |
154位 |
259 |
千客万来 |
せんきゃくばんらい |
非常に多くの客がかわるがわるやってくること。 |
155位 |
255 |
自画自賛 |
じがじさん |
自分で自分のことをほめること。てまえみそ。 |
156位 |
254 |
杓子定規 |
しゃくしじょうぎ |
一つの基準ですべての事を決めようとすること。応用や融通(ゆうずう)のきかないやり方や態度。「杓子」は「しゃもじ」のこと。 |
157位 |
253 |
意気揚々 |
いきようよう |
得意(とくい)で元気いっぱいなようす。 類:意気軒昂 |
158位 |
246 |
無病息災 |
むびょうそくさい |
病気もしないで健康で暮らすこと。 類:一病息災・無事息災 |
159位 |
243 |
大胆不敵 |
だいたんふてき |
度胸(どきょう)がすわっていて敵を全く恐れないこと。 類:剛胆不敵 |
160位 |
240 |
温故知新 |
おんこちしん |
昔のことを研究し新しい見識や道理を得ること。 |
161位 |
239 |
十人十色 |
じゅうにんといろ |
十人いれば十人とも、好みや考えがそれぞれに違うこと。 |
162位 |
238 |
良妻賢母 |
りょうさいけんぼ |
夫にとっては良い妻であり、子供にとっては賢い母親である人。 |
163位 |
237 |
徒手空拳 |
としゅくうけん |
自分以外に頼るものがないさま。 |
164位 |
233 |
豪華絢爛 |
ごうかけんらん |
ぜいたくで華やか、目がくらむほど美しいようす。 |
165位 |
232 |
魑魅魍魎 |
ちみもうりょう |
山野に棲(す)むさまざまな妖怪(ようかい)たちの総称。 |
166位 |
231 |
因果応報 |
いんがおうほう |
幸も不幸も過去における善悪の結果だということ。 類:悪因悪果 |
167位 |
231 |
四六時中 |
しろくじちゅう |
一日二十四時間中。 |
168位 |
231 |
門外不出 |
もんがいふしゅつ |
秘蔵品を大切に保管し、他の人に見せたり貸したりしないこと。 |
169位 |
230 |
一子相伝 |
いっしそうでん |
学問・技芸などの奥義(おうぎ)を、我が子一人だけに伝え秘密(ひみつ)にすること。 |
170位 |
230 |
全身全霊 |
ぜんしんぜんれい |
もてる体力と精神力のすべて。 |
171位 |
228 |
疲労困憊 |
ひろうこんぱい |
疲れ果て、ぐったりした様子。 |
172位 |
227 |
男尊女卑 |
だんそんじょひ |
男は偉くて女は卑(いや)しいという考え方や態度。 |
173位 |
225 |
一心同体 |
いっしんどうたい |
複数なのに一人のように考えも行動も同じこと。 類:異体同心 |
174位 |
218 |
不老長寿 |
ふろうちょうじゅ |
いつまでも若く、寿命の長いこと。 |
175位 |
216 |
虎視眈々 |
こしたんたん |
相手の隙(すき)につけこもうと機会をねらうさま。 |
176位 |
214 |
以心伝心 |
いしんでんしん |
言葉に出さなくとも自然に気持ちが相手に通じること。「心を以って心に伝う」と訓読する。 類:不立文字 |
177位 |
213 |
天地開闢 |
てんちかいびゃく |
この世のはじまり、世界の開けはじめ。 |
178位 |
208 |
快刀乱麻 |
かいとうらんま |
よく切れる刀でもつれた麻糸(あさいと)を切ること。こみいった物事をてきぱきと処理することのたとえ。 |
179位 |
208 |
帰属意識 |
きぞくいしき |
特定のところに所属(しょぞく)して落ち着く気持ち。 |
180位 |
204 |
大器晩成 |
たいきばんせい |
大人物は才能が現れるのは遅(おそ)いが、晩年(ばんねん)になって大成する。 |
181位 |
203 |
常套手段 |
じょうとうしゅだん |
いつも決まって使われる手段。ありふれた手段。 類:慣用手段 |
182位 |
203 |
未来永劫 |
みらいえいごう |
未来にわたって永久に果てしないこと。 |
183位 |
202 |
公私混同 |
こうしこんどう |
公の立場と私の立場をごっちゃにすること。 |
184位 |
199 |
意匠惨憺 |
いしょうさんたん |
創作(そうさく)の苦しみ。いろいろと悩(なや)み工夫(くふう)をこらすさま。 |
185位 |
199 |
一長一短 |
いっちょういったん |
長所もあるが、短所もあるということ。 |
186位 |
199 |
天下太平 |
てんかたいへい |
世間に争いごとがなく平和でよく治まっていること。 |
187位 |
198 |
共存共栄 |
きょうぞんきょうえい |
二つ以上のものが共に生き、共に栄えること。 |
188位 |
190 |
反面教師 |
はんめんきょうし |
反対側、他の面からの教訓をくれる人。 |
189位 |
189 |
津々浦々 |
つつうらうら |
国中のあらゆる港や海岸。全国各地いたるところ。 |
190位 |
188 |
青天白日 |
せいてんはくじつ |
心にやましいことが全くないこと。身の潔白(けっぱく)なこと。 |
191位 |
188 |
離合集散 |
りごうしゅうさん |
離れたり集まったりすること。 |
192位 |
186 |
綱紀粛正 |
こうきしゅくせい |
規律を正し、政治の不正を除(のぞ)くこと。 |
193位 |
184 |
四面楚歌 |
しめんそか |
まわりがすべて敵で、完全に孤立(こりつ)した状況。 |
194位 |
184 |
終始一貫 |
しゅうしいっかん |
最初から最後まで主張や態度を貫くこと。 類:首尾一貫・徹頭徹尾 |
195位 |
183 |
清廉潔白 |
せいれんけっぱく |
清く正しく私欲がなくて汚れのないこと。 類:清浄潔白 |
196位 |
183 |
門戸開放 |
もんこかいほう |
出入りや任官の制限をやめること。国の海港や市場を、外国の経済活動のために開放すること。 |
197位 |
173 |
一件落着 |
いっけんらくちゃく |
事件やトラブルがうまくおさまって片がつくこと。 |
198位 |
171 |
獅子奮迅 |
ししふんじん |
獅子が奮(ふる)い立ったように、ものすごい勢いで働き、全力をつくすこと。 |
199位 |
170 |
異国情緒 |
いこくじょうちょ |
いかにも外国らしい気分や感じのこと。 |
200位 |
170 |
一喜一憂 |
いっきいちゆう |
状況が変化するたびに喜んだり悲しんだりすること。 |
201位 |
167 |
全知全能 |
ぜんちぜんのう |
完全無欠の知恵と能力。どんなことでもよく知り、よく行うことができること。 |
202位 |
167 |
東奔西走 |
とうほんせいそう |
東に西に忙しく駆けずりまわること。 類:南船北馬 |
203位 |
167 |
不眠不休 |
ふみんふきゅう |
眠らず休まず、一生懸命に努力すること。 類:昼夜兼行 |
204位 |
166 |
不撓不屈 |
ふとうふくつ |
困難に挫(くじ)けず、苦難に屈せずがんばること。 |
205位 |
163 |
一世一代 |
いっせいちだい |
人の一生のうち二度とないようなすばらしいこと。 |
206位 |
163 |
無我夢中 |
むがむちゅう |
ものごとに熱中してわれを忘れること。 類:一心不乱 |
207位 |
160 |
百戦錬磨 |
ひゃくせんれんま |
多くの戦いや経験を経て鍛(きた)えられること。 類:海千山千 |
208位 |
159 |
誠心誠意 |
せいしんせいい |
うそのない純真で誠実なまごころ。 |
209位 |
158 |
一石二鳥 |
いっせきにちょう |
一つの行為で同時に利益を二つ得ること。 類:一挙両得 |
210位 |
158 |
諸行無常 |
しょぎょうむじょう |
この世のことはつねに移り変わって永久不変ではないこと。 類:有為転変 |
211位 |
156 |
自然淘汰 |
しぜんとうた |
生物は周囲の状態に適したもののみが生存して子孫を残し、そうでないものは滅びるということ。適切なものだけが自然に選択されること。 |
212位 |
156 |
疾風迅雷 |
しっぷうじんらい |
非常に速い風と激しい雷(かみなり)。行動がすばやく激しいこと。 |
213位 |
155 |
誇大妄想 |
こだいもうそう |
自分の現在の状態を、実際よりも大げさに想像して、それを事実のように信じこむこと。 |
214位 |
152 |
汚名返上 |
おめいへんじょう |
悪い評判や失敗を返上すること。 |
215位 |
152 |
自問自答 |
じもんじとう |
自分で自分に問いかけ、自分で答えること。 |
216位 |
152 |
天衣無縫 |
てんいむほう |
人の性格の飾(かざ)り気がないこと。わざとらしさがないこと。 |
217位 |
152 |
眉目秀麗 |
びもくしゅうれい |
顔かたちがすぐれ、ととのっているさま。 |
218位 |
151 |
理路整然 |
りろせいぜん |
論理の筋道(すじみち)がよく通り、整っていること。 |
219位 |
149 |
武運長久 |
ぶうんちょうきゅう |
戦いにおける良い運が久しく続くこと。 |
220位 |
148 |
開眼供養 |
かいげんくよう |
新しく仏像・仏画が出来上がって安置するとき行う仏眼を開く儀式法要。 |
221位 |
148 |
七転八倒 |
しちてんばっとう |
のたうちまわるような激しい苦しみのこと。 |
222位 |
144 |
臥薪嘗胆 |
がしんしょうたん |
かたきを討(う)とうとして苦労すること。目的達成のために苦労と努力を重ねること。「薪(たきぎ)に臥(ふ)し胆(きも)を嘗(な)める」の意。 |
223位 |
144 |
鏡花水月 |
きょうかすいげつ |
見えるだけで手に取ることができず、感じ取ったり悟ったりして把握するもののたとえ。 |
224位 |
144 |
国威発揚 |
こくいはつよう |
国の威光(いこう)を輝かせ、高くあらわすこと。 |
225位 |
142 |
自由闊達 |
じゆうかったつ |
束縛(そくばく)されず、のびのび思い通りにやること。 |
226位 |
139 |
二律背反 |
にりつはいはん |
二つの原理がたがいに食い違うこと。もとは倫理学の用語。「ジレンマ」の意味でも使う。 |
227位 |
138 |
直情径行 |
ちょくじょうけいこう |
自分の感情のおもむくままに行動すること。 |
228位 |
137 |
先手必勝 |
せんてひっしょう |
相手より先に攻撃すれば必ず勝つ。 |
229位 |
137 |
日進月歩 |
にっしんげっぽ |
絶え間なく進歩すること。 類:日進月異 |
230位 |
137 |
用意周到 |
よういしゅうとう |
用意が十分にととのって手抜かりがないこと。 |
231位 |
135 |
適材適所 |
てきざいてきしょ |
人を、その才能や実力にふさわしい地位や任務につけること。 |
232位 |
135 |
不倶戴天 |
ふぐたいてん |
深い恨(うら)みや怒りで共存できないこと。 |
233位 |
135 |
明鏡止水 |
めいきょうしすい |
邪念(じゃねん)がなく、静かに澄(す)んだ心境。静かで物事に動じない状態。 類:虚心坦懐 |
234位 |
134 |
疾風怒濤 |
しっぷうどとう |
すばやい行動や動作のこと。 |
235位 |
134 |
茫然自失 |
ぼうぜんじしつ |
あっけにとられて我(われ)を失うこと。 |
236位 |
133 |
有形無形 |
ゆうけいむけい |
形のあるものと形のないもの。 |
237位 |
132 |
公明正大 |
こうめいせいだい |
意志・言行が私心なく公平公正で、堂々としていること。 |
238位 |
131 |
趣味嗜好 |
しゅみしこう |
個人的な好み、楽しみ、たしなみなどのこと。 |
239位 |
131 |
徹頭徹尾 |
てっとうてつび |
最初から最後まで。どうしても。 |
240位 |
130 |
毀誉褒貶 |
きよほうへん |
ほめたりけなしたりの世間の評判。 |
241位 |
129 |
既成概念 |
きせいがいねん |
すでに認められ広く通用している意味合いや考え方。 |
242位 |
126 |
抱腹絶倒 |
ほうふくぜっとう |
腹を抱(かか)え、ひっくりかえって大笑いをすること。 |
243位 |
125 |
小春日和 |
こはるびより |
初冬のころの、春のように暖かい日和。 |
244位 |
125 |
懇切丁寧 |
こんせつていねい |
親切でこまかく気配りのあること。 |
245位 |
124 |
一切衆生 |
いっさいしゅじょう |
この世に生を受けているすべてのもの。 |
246位 |
119 |
五臓六腑 |
ごぞうろっぷ |
からだ全体。腹の中。心の中。 |
247位 |
118 |
換骨奪胎 |
かんこつだったい |
真似(まね)をしながら独自のものをつくりだすこと。「骨を換(か)え胎(=子宮)を奪う」がもとの意味。 |
248位 |
118 |
再三再四 |
さいさんさいし |
たびたび。何度も。しばしば。 |
249位 |
116 |
渾然一体 |
こんぜんいったい |
異質(いしつ)のものが混じり合ってひとまとまりになるさま。 |
250位 |
116 |
七転八起 |
しちてんはっき |
七たび転んでも八たび起きること。何度失敗してもくじけずに努力すること。 |
251位 |
116 |
酒池肉林 |
しゅちにくりん |
酒と肉がたっぷりの贅沢三昧の酒もり。 |
252位 |
115 |
上意下達 |
じょういかたつ |
命令や考えを上から下へ徹底(てってい)させること。 |
253位 |
114 |
衆人環視 |
しゅうじんかんし |
大勢の人が取りまいて見ていること。 |
254位 |
113 |
有象無象 |
うぞうむぞう |
有形無形のすべての物。または、十把一(じっぱひと)からげのつまらない連中のこと。 |
255位 |
113 |
器用貧乏 |
きようびんぼう |
器用であるがために他人に利用されたり、かえって一つのことに集中できずに損ばかりしていること。 |
256位 |
113 |
無味乾燥 |
むみかんそう |
つまらない内容で味も素っ気もないこと。 |
257位 |
112 |
合従連衡 |
がっしょうれんこう |
強敵に対抗するための巧みな外交政策。 |
258位 |
112 |
前人未踏 |
ぜんじんみとう |
それまで誰も足を踏み入れていないところ。 類:先人未踏 |
259位 |
112 |
物心両面 |
ぶっしんりょうめん |
物質的な面と精神的な面、両方で。 |
260位 |
110 |
一心不乱 |
いっしんふらん |
心を一つのことに向け、他のことに心を乱さないこと。 類:一意専心 |
261位 |
110 |
奇々怪々 |
ききかいかい |
珍しくて不思議で怪しいこと。 |
262位 |
109 |
自助努力 |
じじょどりょく |
他人を頼らず自分の力でやっていくこと。 |
263位 |
108 |
開口一番 |
かいこういちばん |
口を開けると同時に言うこと。口を開くやいなや。 |
264位 |
108 |
当代随一 |
とうだいずいいち |
現代でもっともすぐれた第一人者のこと。 |
265位 |
107 |
前途多難 |
ぜんとたなん |
先行きに多くの災難や困難が待ち受けていること。 |
266位 |
104 |
異口同音 |
いくどうおん |
多くの人が口をそろえて同じことを言うこと。「異句同音」は誤り。 類:異口同辞・異口同声 |
267位 |
104 |
栄枯盛衰 |
えいこせいすい |
栄えたり衰(おとろ)えたりすること。 類:栄枯浮沈 |
268位 |
104 |
極楽往生 |
ごくらくおうじょう |
老人が安らかに死ぬこと。 |
269位 |
103 |
医食同源 |
いしょくどうげん |
病気予防も食事も、その本質は同じだということ。 |
270位 |
102 |
捲土重来 |
けんどちょうらい |
敗者、失敗者が勢いを盛り返してくること。 |
271位 |
102 |
是々非々 |
ぜぜひひ |
良いこと、悪いことをその場に応じて判断すること。 |
272位 |
101 |
戦々恐々 |
せんせんきょうきょう |
恐れてびくびくしていること。 |
273位 |
100 |
口頭試問 |
こうとうしもん |
その場で口頭で答えを述べる試験。 |
274位 |
100 |
八方美人 |
はっぽうびじん |
誰からも悪く思われないように要領(ようりょう)よくふるまう人。 |
275位 |
100 |
美辞麗句 |
びじれいく |
美しく巧(たく)みに飾り立てられた言葉。 |
276位 |
100 |
暴飲暴食 |
ぼういんぼうしょく |
節度をこえて飲みすぎることと、節度をこえて食べ過ぎること。類:牛飲馬食 |
277位 |
99 |
阿鼻叫喚 |
あびきょうかん |
惨事(さんじ)にあった人々が地獄(じごく)のような苦しみで泣き叫(さけ)ぶこと。 |
278位 |
99 |
乾坤一擲 |
けんこんいってき |
のるかそるかの大勝負に出ること。 |
279位 |
98 |
博覧強記 |
はくらんきょうき |
多くの書を読み知識が豊かなこと。「博」は「ひろい」の意。 類:博覧強識 |
280位 |
97 |
我田引水 |
がでんいんすい |
自分の都合のよいように強引に事を進めたり話をこじつけたりすること。「我(わ)が田に水を引く」と訓読する。 |
281位 |
96 |
謹厳実直 |
きんげんじっちょく |
慎(つつし)み深く、きわめてまじめで正直なこと。 |
282位 |
95 |
頑固一徹 |
がんこいってつ |
自分の思いや考えをひたすら押し通すこと。 |
283位 |
95 |
油断大敵 |
ゆだんたいてき |
自分の心の中の油断は、相手以上に恐ろしい大敵である。 類:油断強敵 |
284位 |
94 |
牽強付会 |
けんきょうふかい |
自分に都合のよい強引な理屈やこじつけのこと。 |
285位 |
92 |
半死半生 |
はんしはんしょう |
死ぬか生きるかのさかいめの状態。 |
286位 |
92 |
和気藹々 |
わきあいあい |
なごやかで仲のいいこと。 |
287位 |
91 |
生殺与奪 |
せいさつよだつ |
生かすも殺すも、与えるも奪うも自分の思うままになること。 |
288位 |
90 |
枝葉末節 |
しようまっせつ |
中心から外れた本質的でない、どうでもいいような細かい部分。類:枝葉末端 |
289位 |
88 |
千変万化 |
せんぺんばんか |
物事がいろいろ、さまざまに変化すること。 |
290位 |
83 |
安寧秩序 |
あんねいちつじょ |
世の中が平穏(へいおん)で秩序(ちつじょ)と安全が保たれていること。 |
291位 |
83 |
群集心理 |
ぐんしゅうしんり |
多くの人々の言動に同調する心の状態。 |
292位 |
83 |
士魂商才 |
しこんしょうさい |
武士の精神と商人の才能を兼ね備えていること。実業家のモラルとして言われる語。 |
293位 |
83 |
単刀直入 |
たんとうちょくにゅう |
前置きなしに、いきなり話の本題に入ること。「一振りの太刀で、ずばっと切り込むこと」がもとの意味。「短刀」は誤り。 |
294位 |
82 |
丁々発止 |
ちょうちょうはっし |
はげしく議論をたたかわすようす。 |
295位 |
82 |
平穏無事 |
へいおんぶじ |
おだやかで、何も変わったことのないこと。 類:安穏無事・太平無事 |
296位 |
81 |
一蓮托生 |
いちれんたくしょう |
行動や運命を共にすること。 |
297位 |
81 |
五里霧中 |
ごりむちゅう |
あたりが深い霧の中で手がかりが皆無(かいむ)のさま。「五里夢中」は誤り。 |
298位 |
81 |
才気煥発 |
さいきかんぱつ |
才能が抜群(ばつぐん)で外に光り輝いて目立つこと。 |
299位 |
81 |
流言飛語 |
りゅうげんひご |
根拠のない、てたらめな噂(うわさ)やデマの類。 |
300位 |
79 |
懐古趣味 |
かいこしゅみ |
昔を懐(なつ)かしみ、古い情緒(じょうちょ)にひたること。 |
301位 |
78 |
金科玉条 |
きんかぎょくじょう |
もっとも大切にして守らなければならない法律やきまり。 類:金科玉律 |
302位 |
78 |
天地神明 |
てんちしんめい |
天と地のすべての神々。 |
303位 |
78 |
百家争鳴 |
ひゃっかそうめい |
多くの学者や専門家が自由活発に論争すること。 類:百花斉放 |
304位 |
77 |
九十九折 |
つづらおり |
ツヅラのつるのように、山道などがはなはだしく曲がりくねっていること。 |
305位 |
77 |
焚書坑儒 |
ふんしょこうじゅ |
書物を焼き捨てたり儒者を穴に埋めたりするように、言論や学問思想を弾圧(だんあつ)すること。 |
306位 |
77 |
無味無臭 |
むみむしゅう |
味もにおいもない、つまり全く面白みがないこと。 |
307位 |
76 |
跳梁跋扈 |
ちょうりょうばっこ |
好ましくない奴(やつ)が好き勝手に動き回ること。 |
308位 |
76 |
独立自尊 |
どくりつじそん |
独立して自らの人格と威厳(いげん)を保つこと。 |
309位 |
75 |
人事不省 |
じんじふせい |
意識不明になること。 |
310位 |
75 |
贅沢三昧 |
ぜいたくざんまい |
ぜいたくの限りをつくすこと。 |
311位 |
74 |
一殺多生 |
いっせつたしょう |
一人を犠牲(ぎせい)にすることによってたくさんの人を助ける。「いっさつたしょう」ともいう。 |
312位 |
74 |
判官贔屓 |
ほうがんびいき |
弱い方の肩をもち応援すること。 |
313位 |
73 |
局外中立 |
きょくがいちゅうりつ |
戦争をしている国のどちらにも味方せず、援助もしないこと。 |
314位 |
73 |
軽妙洒脱 |
けいみょうしゃだつ |
気がきいていて、さっぱりとしていること。軽快で妙味があり、気がきいて味があること。 |
315位 |
73 |
内憂外患 |
ないゆうがいかん |
内外に頭痛や苦労の種がつきないこと。 類:多事多難 |
316位 |
72 |
有害無益 |
ゆうがいむえき |
害があって、利益はないこと。 |
317位 |
71 |
不偏不党 |
ふへんふとう |
一方に偏(かたよ)らず公平中立の立場をとること。 |
318位 |
69 |
厚顔無恥 |
こうがんむち |
ずうずうしくて恥知らずなこと。 |
319位 |
69 |
大願成就 |
たいがんじょうじゅ |
大きな願いがかなえられること。 |
320位 |
69 |
目茶苦茶 |
めちゃくちゃ |
ひどく混乱して普通でない状態のこと。 |
321位 |
68 |
雲散霧消 |
うんさんむしょう |
(雲が散り霧が消えるように)跡形(あとかた)もなく消えてしまうこと。 |
322位 |
68 |
温厚篤実 |
おんこうとくじつ |
おだやかで誠実で人情のある人柄(ひとがら)のこと。 類:温良篤厚 |
323位 |
68 |
千載一遇 |
せんざいいちぐう |
またとないチャンス、滅多(めった)にない好機。「千載」は「千年」、「隅」は「会う」の意。 |
324位 |
68 |
面目躍如 |
めんぼくやくじょ |
評判通りの活躍(かつやく)、評価にふさわしい様子。 類:面目一新 |
325位 |
66 |
呉越同舟 |
ごえつどうしゅう |
仲の悪い人同士が同じ場所や境遇(きょうぐう)にいること。 類:楚越同舟 |
326位 |
65 |
悪口雑言 |
あっこうぞうごん |
人の悪口をあれやこれやと並び立てて罵(ののし)ること。 類:罵詈雑言、悪口罵詈 |
327位 |
65 |
付和雷同 |
ふわらいどう |
主義主張をもたず他人の説にすぐ同調すること。「雷同」はもと「雷が鳴ると、それに応じて山や谷までが鳴り響く」の意。「不和雷同」は誤り。 |
328位 |
64 |
一気呵成 |
いっきかせい |
一気に物事を仕上げてしまうこと。 |
329位 |
64 |
一朝一夕 |
いっちょういっせき |
わずかな日時、短い時間。 |
330位 |
64 |
王道楽土 |
おうどうらくど |
王道に則(のっと)って治められている楽しく平和な国。 |
331位 |
64 |
深山幽谷 |
しんざんゆうこく |
奥深い山と奥深い谷、すなわち大自然の奥深いところ。 類:深山窮谷 |
332位 |
64 |
二束三文 |
にそくさんもん |
二束でわずか三文にしかならないこと。値段がすごく安いこと。 |
333位 |
63 |
前後不覚 |
ぜんごふかく |
前後の事情がわからなくなるほど正気を失うこと。 類:人事不省 |
334位 |
63 |
大同小異 |
だいどうしょうい |
大体は同じで細かい部分が少し異なること。似たり寄ったりで大差がないこと。 |
335位 |
62 |
閑話休題 |
かんわきゅうだい |
無駄(むだ)話はさておいて、本筋(ほんすじ)に戻(もど)って。 |
336位 |
62 |
四分五裂 |
しぶんごれつ |
ちりぢりばらばらに分かれること。 類:四散五裂・雲散霧消 |
337位 |
61 |
艱難辛苦 |
かんなんしんく |
苦難や困難に耐えて苦しみ悩むこと。 |
338位 |
61 |
面従腹背 |
めんじゅうふくはい |
表面では服従(ふくじゅう)するように見せかけ、内心では背(そむ)いていること。 |
339位 |
61 |
物見遊山 |
ものみゆさん |
あちこち見物し、遊びに出かけること。 |
340位 |
60 |
人跡未踏 |
じんせきみとう |
まだ人が足を踏み入れたことがないこと。 |
341位 |
60 |
昼夜兼行 |
ちゅうやけんこう |
昼も夜も休みなく物事を行うこと。 類:不眠不休 |
342位 |
59 |
黄金分割 |
おうごんぶんかつ |
小部分と大部分の差が、大部分と全体の比に等しくなるように分割すること。大と小の比率は1.618対1。 |
343位 |
59 |
厭離穢土 |
おんりえど |
この世をけがれたものと考えて、忌(い)み嫌(きら)うこと。 |
344位 |
59 |
加減乗除 |
かげんじょうじょ |
足し算と引き算と掛け算と割り算。 |
345位 |
59 |
泰然自若 |
たいぜんじじゃく |
何があってもあわてず騒(さわ)がず、ゆったりとして動じないこと。 類:神色自若 |
346位 |
59 |
八面六臂 |
はちめんろっぴ |
一人で何人分もの働きをすること。 |
347位 |
58 |
一切合切 |
いっさいがっさい |
何もかも。すべて。残らず。「合切」は「合財」とも書く。 |
348位 |
58 |
急転直下 |
きゅうてんちょっか |
状況が急に変わって、解決、決定すること。 |
349位 |
58 |
手練手管 |
てれんてくだ |
人をだまし丸め込む手段や技巧(ぎこう)のこと。 |
350位 |
58 |
平身低頭 |
へいしんていとう |
頭を低くして、恐れ入ること。 |
351位 |
57 |
朝令暮改 |
ちょうれいぼかい |
命令や法規が次々に変わって一定しないこと。朝に命令を下して、夕方にそれを改めること。 類:朝改暮変・朝変暮改 |
352位 |
56 |
曖昧模糊 |
あいまいもこ |
物事があやふやではっきりしないこと。 |
353位 |
56 |
玉石混淆 |
ぎょくせきこんこう |
よいものと悪いものが入り混じった状態。「玉石混交」とも書く。 |
354位 |
56 |
自縄自縛 |
じじょうじばく |
自らの言動が自分を縛(しば)って自由を失うこと。「自分の縄(なわ)で自分を縛る」の意。 |
355位 |
56 |
晴耕雨読 |
せいこううどく |
晴れの日には耕作し、雨の日は読書をすること。俗世間(ぞくせけん)を避(さ)けて悠々(ゆうゆう)と暮らすこと。 |
356位 |
56 |
知行合一 |
ちこうごういつ |
真に知ることは必ず実行が伴わなければならず、知と行とは表裏一体(ひょうりいったい)で別ものではないこと。 |
357位 |
56 |
知勇兼備 |
ちゆうけんび |
知恵と勇気をどちらも兼ね備えていること。 |
358位 |
56 |
馬耳東風 |
ばじとうふう |
いくら注意しても何の効き目もないこと。「馬の耳に念仏」と同じ。 |
359位 |
56 |
三日坊主 |
みっかぼうず |
飽(あ)きやすく何をしても長続きしないこと。また、そのような人。 |
360位 |
55 |
画竜点睛 |
がりょうてんせい |
最後の詰(つ)めをうまくやって仕上げること。最後の仕上げ。「絵に画(か)いた竜に睛(ひとみ)を点じたら、本物の竜になって飛び立った」という中国の故事から。 |
361位 |
54 |
驚天動地 |
きょうてんどうち |
天地を驚かし動かすほど驚異となること。世間をあっと言わせること。 類:撼天動地 |
362位 |
53 |
暗中模索 |
あんちゅうもさく |
手がかりがないままに、いろいろ探し求めること。 |
363位 |
53 |
一汁一菜 |
いちじゅういっさい |
簡素(かんそ)な食事。 |
364位 |
53 |
自己欺瞞 |
じこぎまん |
自分で自分をあざむき、だますこと。 |
365位 |
53 |
独立独歩 |
どくりつどっぽ |
組織に属さずひとりで判断し行動すること。 類:独立独行 |
366位 |
52 |
山紫水明 |
さんしすいめい |
自然の景色が清らかでことのほか美しいこと。「山が紫に映り、川の水が澄んで清い」の意。 |
367位 |
51 |
思慮分別 |
しりょぶんべつ |
注意深く考えて事のよしあしを判断すること。 |
368位 |
51 |
滅私奉公 |
めっしほうこう |
私心を捨て国のため公のためにつくすこと。 |
369位 |
50 |
盛者必衰 |
じょうしゃひっすい |
勢い盛んな者もいつか衰えて滅びる。 類:生者必滅・盛者必滅 |
370位 |
49 |
意味深長 |
いみしんちょう |
言外(げんがい)に含(ふく)みのある別の意味が隠(かく)されていること。「意味深重」は誤り。これを縮めて「イミシン」と俗にいう。 |
371位 |
49 |
海千山千 |
うみせんやません |
いろいろな経験を経ていて、ずるがしこく老獪(ろうかい)でしたたかな人のこと。 類:百戦錬磨 |
372位 |
49 |
円満解決 |
えんまんかいけつ |
不満や不十分なところがなく、物事がうまく解決すること。 |
373位 |
49 |
当意即妙 |
とういそくみょう |
その場その場に応じてすばやく機転(きてん)をきかせること。 類:臨機応変 |
374位 |
49 |
粉骨砕身 |
ふんこつさいしん |
力いっぱいがんばる。骨を粉(こ)にし身を砕(くだ)いて働くという意。。 |
375位 |
48 |
初志貫徹 |
しょしかんてつ |
最初の決意を最後までやり遂げること。 |
376位 |
48 |
百花斉放 |
ひゃっかせいほう |
多くの花が一斉に開くこと。さまざまなものがその本領を発揮すること。 |
377位 |
48 |
和魂洋才 |
わこんようさい |
日本的精神と西洋の学問・知識の合体。「和魂」は「大和魂(やまとだましい)」のこと。 |
378位 |
47 |
南蛮渡来 |
なんばんとらい |
昔、ポルトガル人やスペイン人などが、東南アジアを経由して海を渡って日本にやって来て、さまざまなものをもたらしたこと。また、彼らがもたらした異国風の珍しい品物や文化。 |
379位 |
46 |
台風一過 |
たいふういっか |
台風が一気に通り過ぎること。 |
380位 |
46 |
明朗闊達 |
めいろうかったつ |
明るく朗(ほが)らか、物事にこだわらないこと。 |
381位 |
46 |
容貌魁偉 |
ようぼうかいい |
立派な体格と頼もしい顔つきの男性。 |
382位 |
45 |
軽佻浮薄 |
けいちょうふはく |
軽はずみで浅はかで落ち着きのないこと。 |
383位 |
45 |
堅忍不抜 |
けんにんふばつ |
困難に耐えて、屈せず動ぜずがんばること。 |
384位 |
45 |
針小棒大 |
しんしょうぼうだい |
ささいなことを大げさに言うこと。 |
385位 |
45 |
不言実行 |
ふげんじっこう |
ことばに表さず、だまって実行すること。 |
386位 |
44 |
秋霜烈日 |
しゅうそうれつじつ |
秋の冷たい霜(しも)と夏のはげしい日光の意で、権威・刑罰などがおごそかできびしいさま。 |
387位 |
43 |
意気軒昂 |
いきけんこう |
心に活気があり高揚(こうよう)した精神状態。 類:意気揚揚 |
388位 |
41 |
空中楼閣 |
くうちゅうろうかく |
空中に楼閣を築くような、絵空事で根拠のない話や計画。 |
389位 |
41 |
軽挙妄動 |
けいきょもうどう |
ろくに考えもせず軽率(けいそつ)に行動すること。 |
390位 |
41 |
諸説紛々 |
しょせつふんぷん |
いろいろな説が入り乱れること。 |
391位 |
40 |
信賞必罰 |
しんしょうひつばつ |
功績のあった者には必ず賞を与え、罪を犯した者には必ず罰を与えるということ。 |
392位 |
40 |
無為無策 |
むいむさく |
対抗策もなく何もせずにいること。 |
393位 |
39 |
一意専心 |
いちいせんしん |
他のことには目もくれず、ひとつのことだけに心を集中すること。類:専心一意・一心不乱 |
394位 |
39 |
格物致知 |
かくぶつちち |
物事の道理や本質をきわめつくし、知識をみがきあげること。 |
395位 |
39 |
無知蒙昧 |
むちもうまい |
智恵(ちえ)がなく、おろかで道理に暗いこと。 類:無知無能・無知無学 |
396位 |
38 |
唯々諾々 |
いいだくだく |
是非善悪(ぜひぜんあく)を抜(ぬ)きに、ただ、はいはいと言って人の意見に従うこと。 |
397位 |
38 |
衣冠束帯 |
いかんそくたい |
朝廷に出仕するときに着用する服装。 |
398位 |
38 |
一挙一動 |
いっきょいちどう |
一つ一つの動作・ふるまいのこと。 |
399位 |
38 |
鼓舞激励 |
こぶげきれい |
人を励まし元気を出させること。 |
400位 |
38 |
多士済々 |
たしせいせい |
すぐれた人材が豊富であること。 |
401位 |
37 |
一粒万倍 |
いちりゅうまんばい |
わずかな資本から非常に大きな利益を生むこと。 |
402位 |
37 |
金襴緞子 |
きんらんどんす |
ぜいたくで高価な美しい織物。 |
403位 |
37 |
公平無私 |
こうへいむし |
自分の利益にとらわれずに、全員を平等に扱って物事を行うこと。 |
404位 |
37 |
利害得失 |
りがいとくしつ |
利益と損失。得るものと失うものと。 類:利害得喪 |
405位 |
36 |
出処進退 |
しゅっしょしんたい |
身の振り方、処し方。今の職にとどまるかやめてしまうかということ。 |
406位 |
35 |
一陽来復 |
いちようらいふく |
寒い冬が去り暖かい春がめぐりくること。よくないことが続いたあとに、いいことがめぐってくること。 |
407位 |
35 |
緩急自在 |
かんきゅうじざい |
思うがままに緩(ゆる)やかにしたり急いだりすること。 |
408位 |
35 |
虚々実々 |
きょきょじつじつ |
互いに策略(さくりゃく)を尽くし、相手のすきをねらいながら必死で戦うさま。互いの腹の中を探り合うという意味もある。 |
409位 |
35 |
率先垂範 |
そっせんすいはん |
人の先に立って行動し、自ら模範(もはん)を示すこと。 類:率先励行 |
410位 |
35 |
南船北馬 |
なんせんほくば |
絶えずあちこち旅をすること。 |
411位 |
34 |
千紫万紅 |
せんしばんこう |
さまざまな彩りの花が咲き乱れているようす。また、さまざまの色彩。 |
412位 |
33 |
愛多憎生 |
あいたぞうせい |
度を過ぎて愛情を受けると、他人の憎(にく)しみを買い、身の破滅(はめつ)のもとになる。 |
413位 |
33 |
依怙贔屓 |
えこひいき |
お気に入り、特定の者だけに肩入れすること。 |
414位 |
33 |
古色蒼然 |
こしょくそうぜん |
見るからに古めかしく色あせたさま。 |
415位 |
33 |
笑止千万 |
しょうしせんばん |
ひどくこっけいなこと。ばかばかしくて笑いが止まらないこと。 |
416位 |
33 |
不惜身命 |
ふしゃくしんみょう |
自らの身や命を惜しまずその道に精進(しょうじん)すること。 |
417位 |
32 |
永久不変 |
えいきゅうふへん |
長く久しくいつまでも変わらないこと。 |
418位 |
32 |
虚心坦懐 |
きょしんたんかい |
心にわだかまりがなく素直な態度であること。 |
419位 |
32 |
五風十雨 |
ごふうじゅうう |
気候が順調なこと。農業に都合(つごう)のよい気候。 |
420位 |
31 |
阿諛追従 |
あゆついしょう |
おせじや媚(こ)びへつらいで相手の機嫌(きげん)をとること。 |
421位 |
31 |
遠交近攻 |
えんこうきんこう |
遠くの国とは親しくして、近くの国を攻(せ)める。 |
422位 |
31 |
旭日昇天 |
きょくじつしょうてん |
朝日が天に昇ること。また勢いが盛んなようすのたとえ。 |
423位 |
30 |
行雲流水 |
こううんりゅうすい |
物事に執着(しゅうちゃく)することなく、自然のままに行動すること。 類:一所不住 |
424位 |
30 |
即断即決 |
そくだんそっけつ |
すぐに判断し、その場で決めること。 |
425位 |
30 |
博学多才 |
はくがくたさい |
広く学問に通じ、才能が豊かなこと。 |
426位 |
29 |
鎧袖一触 |
がいしゅういっしょく |
簡単(かんたん)に敵をうち負かすこと。 |
427位 |
29 |
死屍累々 |
ししるいるい |
たくさんの死体が重なり合っていること。 |
428位 |
28 |
軽薄短小 |
けいはくたんしょう |
軽い、薄い、短い、小さい。 |
429位 |
28 |
前途洋々 |
ぜんとようよう |
将来の展望が開け、明るい希望がもてること。 類:前途有為・前途有望 |
430位 |
28 |
同工異曲 |
どうこういきょく |
違っているようであるが大体は同じなこと。もとは「わざは同じでも趣に違いが出ている」の意だったが、現在では「焼き直し」の意味で使われることが多い。 類:大同小異・五十歩百歩 |
431位 |
28 |
優勝劣敗 |
ゆうしょうれっぱい |
勝っている者が勝ち、劣(おと)る者は負けること。 |
432位 |
27 |
気宇壮大 |
きうそうだい |
気構えや発想が広大でりっぱなこと。 類:気宇広大 |
433位 |
27 |
深謀遠慮 |
しんぼうえんりょ |
遠い先まで見通す、考え深い計画をめぐらすこと。 類:遠謀深慮 |
434位 |
27 |
羊頭狗肉 |
ようとうくにく |
ひつじの頭を看板に出して犬の肉を売るという意で、表面だけりっぱに見せて実質が伴わないこと。 |
435位 |
26 |
同床異夢 |
どうしょういむ |
仲間でも目的や考え方がちがうこと。 |
436位 |
25 |
侃々諤々 |
かんかんがくがく |
きわめて剛直(ごうちょく)で、権勢に対しても遠慮(えんりょ)なく直言すること。 |
437位 |
25 |
勇気凛々 |
ゆうきりんりん |
勇気に満ちあふれて、いきいきとしたようす。。 |
438位 |
25 |
余裕綽々 |
よゆうしゃくしゃく |
ゆったりと落ち着いていて、ゆとりのあるようす。 |
439位 |
24 |
月下氷人 |
げっかひょうじん |
男女の縁(えん)を取り持つ人。仲人(なこうど)。 |
440位 |
24 |
三寒四温 |
さんかんしおん |
寒い日が三日、暖かい日が四日というように交互に繰り返されて春になること。 |
441位 |
24 |
三々五々 |
さんさんごご |
三人、五人というように少人数がまばらに行動するようす。 |
442位 |
24 |
特筆大書 |
とくひつたいしょ |
特に大きく書く、特に強調すること。 |
443位 |
24 |
霊魂不滅 |
れいこんふめつ |
肉体は滅びても、魂(たましい)はいつまでも滅びないこと。 |
444位 |
23 |
一挙両得 |
いっきょりょうとく |
一つのことをすることによって、二つの利益をおさめること。 |
445位 |
23 |
有為転変 |
ういてんぺん |
世の中の全ては絶えず変化して留(とど)まらないこと。 類:有為無常・諸行無常 |
446位 |
23 |
曲学阿世 |
きょくがくあせい |
主義主張を捨て、権力者や世間に迎合(げいごう)すること。「曲学」は「正しくない学問」、「阿」は「おもねる(相手の機嫌をとろうとする)」の意。 |
447位 |
23 |
獅子身中 |
しししんちゅう |
味方でありながら害をなす、身内の敵。 |
448位 |
23 |
沈思黙考 |
ちんしもっこう |
沈黙(ちんもく)して深く静かに考えること。 |
449位 |
23 |
比翼連理 |
ひよくれんり |
夫婦男女の仲がむつまじく愛情が深いたとえ。 |
450位 |
23 |
無念無想 |
むねんむそう |
無我(むが)の境地(きょうち)に入って、何も考えないこと。 |
451位 |
22 |
空理空論 |
くうりくうろん |
現実の役に立たない理論や理屈(りくつ)。 |
452位 |
22 |
勇往邁進 |
ゆうおうまいしん |
目標に向かって勇ましく前進すること。 |
453位 |
21 |
合縁奇縁 |
あいえんきえん |
人と人とのめぐりあいや相性(あいしょう)などは、すべて不思議(ふしぎ)な縁(えん)のはたらきによるということ。 |
454位 |
21 |
危急存亡 |
ききゅうそんぼう |
生き残るか滅びるかの危険が差し迫っていること。 類:生死存亡 |
455位 |
21 |
後生大事 |
ごしょうだいじ |
大切に保持し保存すること。 |
456位 |
21 |
則天去私 |
そくてんきょし |
私情や自分本位の考えを捨て、天のおぼしめしに従って素直(すなお)に生きること。 |
457位 |
21 |
年々歳々 |
ねんねんさいさい |
毎年毎年。 |
458位 |
21 |
不即不離 |
ふそくふり |
つかず離れずの関係にあること。 |
459位 |
21 |
放蕩無頼 |
ほうとうぶらい |
酒と女におぼれ身をもち崩(くず)すこと。 |
460位 |
21 |
融通無碍 |
ゆうづうむげ |
障害がなく物事がなめらかに運ぶこと。 |
461位 |
20 |
隠忍自重 |
いんにんじちょう |
じっとがまんし、軽々しく行動しないこと。 |
462位 |
20 |
岡目八目 |
おかめはちもく |
他人の打つ碁(ご)をわきで見ていると、いい悪いが対局者よりよくわかって、八目も先まで見通すことができる。はたで見ていると、物事の真相などがはっきりわかること。「傍目八目」とも書く。 |
463位 |
20 |
金城湯池 |
きんじょうとうち |
金で造った城と熱湯をたたえた堀の意で、防御の堅い城のこと。 |
464位 |
20 |
遮二無二 |
しゃにむに |
前後の見さかいなく強引に物事を進めること。がむしゃらに。 |
465位 |
20 |
悲憤慷慨 |
ひふんこうがい |
世間の不正不合理や運命を悲しみ憤(いきどお)ること。 |
466位 |
19 |
青息吐息 |
あおいきといき |
ひどく苦しいさま、困り果てたようす。 |
467位 |
19 |
乳母日傘 |
おんばひがさ |
乳母(うば)が抱(だ)き、日傘をさしかけるように、恵(めぐ)まれた環境で子供を育てること。 |
468位 |
18 |
各人各様 |
かくじんかくよう |
一人一人それぞれちがいがあること。 |
469位 |
18 |
感慨無量 |
かんがいむりょう |
言い尽くせないほど深く身にしみて感じること。 |
470位 |
18 |
談論風発 |
だんろんふうはつ |
議論や会話が活発に行われること。 |
471位 |
18 |
美人薄命 |
びじんはくめい |
美しい女性は幸薄く短命であること。 |
472位 |
18 |
夜郎自大 |
やろうじだい |
自分の力量もわきまえず、仲間の中でいばること。 |
473位 |
17 |
一罰百戒 |
いちばつひゃっかい |
一つの罪や過ちを罰することで他の戒(いまし)めとすること。 |
474位 |
17 |
栄耀栄華 |
えいようえいが |
華(はな)やかでぜいたくなこと。 |
475位 |
17 |
偕老同穴 |
かいろうどうけつ |
夫婦が深い愛情で結ばれていること。 |
476位 |
17 |
広大無辺 |
こうだいむへん |
広く果てしないこと。 |
477位 |
17 |
大所高所 |
たいしょこうしょ |
広い視野(しや)、高い見地から物事を見ること。 |
478位 |
17 |
百折不撓 |
ひゃくせつふとう |
何度の失敗にもめげず挫(くじ)けず挑戦(ちょうせん)すること。 |
479位 |
16 |
活殺自在 |
かっさつじざい |
生かすも殺すも思いのまま。意のままに人を動かすこと。 |
480位 |
16 |
旗幟鮮明 |
きしせんめい |
立場や主義、主張がはっきりしていること。 |
481位 |
16 |
得意満面 |
とくいまんめん |
得意げなようすが顔全体にあらわれていること。 |
482位 |
15 |
古今無双 |
ここんむそう |
昔から今まで、並び比べるもののないこと。 |
483位 |
15 |
自家撞着 |
じかどうちゃく |
同じ人の言動が前後で矛盾(むじゅん)し、つじつまが合わないこと。 類:自己撞着・自己矛盾 |
484位 |
15 |
七難八苦 |
しちなんはっく |
この世で受ける災難や、生・老・病・死などの苦しみ。 |
485位 |
15 |
先憂後楽 |
せんゆうこうらく |
天下を憂(うれ)える人は、心配事は世の人がまだ気づかない先からその問題を心に留めていろいろと処置し、楽しみは、世の人の楽しむのを見届けた後に楽しむ。 |
486位 |
15 |
竜頭蛇尾 |
りゅうとうだび |
始めは勢いがいいが最後は尻(しり)すぼみに終わること。 |
487位 |
14 |
眼光紙背 |
がんこうしはい |
紙の向こうまで読み通し理解すること。 |
488位 |
14 |
頑迷固陋 |
がんめいころう |
頑固(がんこ)で柔軟性がなく判断が悪いようす。 |
489位 |
14 |
狂言綺語 |
きょうげんきご |
小説のように道理に合わない言葉や飾(かざ)り立てた言葉。 |
490位 |
14 |
苦心惨憺 |
くしんさんたん |
心を悩ませ苦しんで苦労、工夫を重ねること。 類:粒粒辛苦 |
491位 |
14 |
巧言令色 |
こうげんれいしょく |
巧(たく)みな言葉と取りつくろった顔色。 |
492位 |
14 |
斎戒沐浴 |
さいかいもくよく |
身の不浄(ふじょう)を清め髪や体を洗うこと。 |
493位 |
14 |
才子佳人 |
さいしかじん |
才能のある男と美女。好一対の取り合わせの男女。 |
494位 |
14 |
難行苦行 |
なんぎょうくぎょう |
さまざまな困難に耐えて苦労をすること。 類:艱難辛苦 |
495位 |
14 |
無為徒食 |
むいとしょく |
何も仕事をしないで、ただぶらぶらと無駄(むだ)に暮らすこと。 |
496位 |
14 |
無芸大食 |
むげいたいしょく |
人並み以上に食べるくせに芸も才能もないこと。 |
497位 |
13 |
愛別離苦 |
あいべつりく |
八苦のうちの一つで、親子・兄弟・夫婦など、愛する人と別れる苦しみ。 |
498位 |
13 |
悪事千里 |
あくじせんり |
悪いうわさはたちまちの間に広く知れ渡るということ。 |
499位 |
13 |
石部金吉 |
いしべきんきち |
堅物(かたぶつ)で、融通(ゆうずう)のきかない人。 |
500位 |
13 |
一衣帯水 |
いちいたいすい |
狭(せま)い川や海を挟(はさ)んで近接していること。「一筋(ひとすじ)の帯のように狭い川」というのがもとの意味。 |
501位 |
13 |
君子豹変 |
くんしひょうへん |
態度や考えががらりと急変すること。君子(人格者)は間違いを改め善に移るのが早いこと。俗に、態度が急に悪く変わるときに使われる。 |
502位 |
13 |
主客転倒 |
しゅかくてんとう |
ものごとの大事なものと軽いものとを取り違えること。 類:本末転倒 |
503位 |
13 |
朝三暮四 |
ちょうさんぼし |
目先の違いにこだわって、結果が同じになることに気づかないこと。うまく話をして他人をごまかすこと。 |
504位 |
13 |
物情騒然 |
ぶつじょうそうぜん |
世の中が騒(さわ)がしく落ち着かないようす。 |
505位 |
12 |
会者定離 |
えしゃじょうり |
会った者は、いつかは必ず離れる。 |
506位 |
12 |
遠慮会釈 |
えんりょえしゃく |
他人にひかえめで、軽く挨拶(あいさつ)すること。 |
507位 |
12 |
権謀術策 |
けんぼうじゅっさく |
たくみに人をあざむくためのはかりごと。 類:権謀術数 |
508位 |
12 |
金剛不壊 |
ごんごうふえ |
金剛石のように、とても堅(かた)くて決してこわれないこと。 |
509位 |
12 |
志操堅固 |
しそうけんご |
自らの志と節操(せっそう)を堅く守って変えないこと。 |
510位 |
12 |
酔生夢死 |
すいせいむし |
何の価値のあることもせず、ただ生きていたというだけの一生を終えること。 |
511位 |
11 |
一言居士 |
いちげんこじ |
何事にも自分の意見をひとこと言わないと気のすまない人。 |
512位 |
11 |
右顧左眄 |
うこさべん |
右を見たり左を見たりして考え迷(まよ)うこと。なかなか決心のつかないこと。「左顧右眄」ともいう。 |
513位 |
11 |
喜色満面 |
きしょくまんめん |
顔じゅうが喜びに満ちあふれているようす。 |
514位 |
11 |
言行一致 |
げんこういっち |
言葉と行動が一致すること。 |
515位 |
11 |
刻苦勉励 |
こっくべんれい |
非常に苦労して、努力し励(はげ)むこと。 類:刻苦精励・刻苦勉学 |
516位 |
11 |
周章狼狽 |
しゅうしょうろうばい |
あわてふためき、うろたえ騒(さわ)ぐこと。 |
517位 |
11 |
春風駘蕩 |
しゅんぷうたいとう |
春風のように、のんびりとおだやかなこと。 |
518位 |
11 |
多事多難 |
たじたなん |
事件、トラブル、困難な問題が続出すること。 |
519位 |
11 |
多情多恨 |
たじょうたこん |
物事に感じやすく、恨(うら)んだり悲しむことが多いさま。愛情も強いが恨(うら)みの心も強いこと。 |
520位 |
11 |
破顔一笑 |
はがんいっしょう |
表情をほころばせ、にっこり笑うこと。 |
521位 |
11 |
和光同塵 |
わこうどうじん |
知徳のすぐれた輝(かがや)きが目立たないようにして、世俗の人々と一緒(いっしょ)にいること。 |
522位 |
10 |
一視同仁 |
いっしどうじん |
すべての人を差別なく公平に愛すること。「同人」は誤り。 |
523位 |
10 |
夏炉冬扇 |
かろとうせん |
夏の火鉢(ひばち)と冬の扇(おうぎ)で、季節はずれで役に立たないもの。 |
524位 |
10 |
欣喜雀躍 |
きんきじゃくやく |
雀(すずめ)がはねるように小躍りして大喜びすること。 |
525位 |
10 |
金言名句 |
きんげんめいく |
珠玉(しゅぎょく)のいい言葉、名文句など。 |
526位 |
10 |
金口木舌 |
きんこうぼくぜつ |
優れた言論・出版などを通じて社会を教え導く人のこと。 |
527位 |
10 |
熟慮断行 |
じゅくりょだんこう |
よく考えたうえで、思いきって実行すること。 |
528位 |
10 |
漱石枕流 |
そうせきちんりゅう |
自分の言ったことの誤りを指摘(してき)されても直そうとしないこと。また、負け惜しみをしてひどいこじつけをするような偏屈(へんくつ)な態度。 |
529位 |
10 |
孟母三遷 |
もうぼさんせん |
孟子(もうし)の母は、孟子の教育のために良い環境を求めて、住居を三回移し替えたという教え。 |
530位 |
9 |
一言半句 |
いちごんはんく |
ほんのわずかの言葉。 類:一言一句・一言隻句 |
531位 |
9 |
一知半解 |
いっちはんかい |
生かじりで知識が十分自分のものとなっていないこと。 |
532位 |
9 |
隔靴掻痒 |
かっかそうよう |
(くつを隔ててかゆいところをかく意から)物事の核心にふれなくてもどかしいこと。 |
533位 |
9 |
九死一生 |
きゅうしいっしょう |
ほとんど助かる見込みがないほど危険な状態。 類:十死一生 |
534位 |
9 |
機略縦横 |
きりゃくじゅうおう |
臨機応変(りんきおうへん)の計略が自在に考案・運用できること。 |
535位 |
9 |
斬新奇抜 |
ざんしんきばつ |
新しい発想による、思いもよらないほど風変わりなこと。 |
536位 |
9 |
尋常一様 |
じんじょういちよう |
普通で他と変わりないこと。ごくあたりまえであるさま。 |
537位 |
9 |
大兵肥満 |
だいひょうひまん |
太っていて体が大きい男性のこと。 |
538位 |
9 |
非難囂々 |
ひなんごうごう |
騒(さわ)がしくうるさく非難(ひなん)すること。 |
539位 |
9 |
片言隻語 |
へんげんせきご |
ほんのわずかなことば。「片言隻句(へんげんせっく)」ともいう。 類:一言半句・一言一句 |
540位 |
9 |
無学文盲 |
むがくもんもう |
教養がなく、文字が読めないこと。 |
541位 |
9 |
面向不背 |
めんこうふはい |
どの角度から見ても形が整い美しいこと。 |
542位 |
8 |
意気衝天 |
いきしょうてん |
気概(きがい)が高らかで、天をつくほどの意気込みがあること。 |
543位 |
8 |
一日千秋 |
いちじつせんしゅう |
一日が千年のように非常に長く感じられること。 類:一刻千秋・一日三秋 |
544位 |
8 |
因循姑息 |
いんじゅんこそく |
古い慣習にとらわれ改めようとしないこと。保守的で消極的なこと。 |
545位 |
8 |
佳人薄命 |
かじんはくめい |
美人は生まれつき病弱であったり、美しさ故(ゆえ)に運命にもてあそばれたりして短命や不幸であることが多いこと。 |
546位 |
8 |
剛毅木訥 |
ごうきぼくとつ |
意志が強く何事にも屈せず、飾り気がなく口数が少ないこと。 |
547位 |
8 |
四通八達 |
しつうはったつ |
道が各方面に通じていること。交通の便がこの上なく発達していること。 |
548位 |
8 |
生死流転 |
しょうじるてん |
万物が絶えず形を変えて生まれ変わること。 |
549位 |
8 |
人面獣心 |
じんめんじゅうしん |
人の道に外(はず)れて、恩や恥を知らない人。 |
550位 |
8 |
切歯扼腕 |
せっしやくわん |
歯を食いしばり腕(うで)をにぎりしめて悔やしがること。 類:残念無念 |
551位 |
8 |
多岐亡羊 |
たきぼうよう |
方針がいろいろあって、どうしてよいか迷うこと。 |
552位 |
8 |
無欲恬淡 |
むよくてんたん |
無欲で、あっさりしていて、執着(しゅうちゃく)のないこと。 |
553位 |
8 |
落花狼藉 |
らっかろうぜき |
ものが散らかっているようす。 |
554位 |
7 |
一字千金 |
いちじせんきん |
詩や文章がすぐれているのをほめる言葉。 |
555位 |
7 |
一旦緩急 |
いったんかんきゅう |
いざという場合。緊急(きんきゅう)のことが起こった場合。 |
556位 |
7 |
外交辞令 |
がいこうじれい |
交渉をなごやかに進めるための外交上の応対話。口先だけのお世辞、社交辞令。 |
557位 |
7 |
外柔内剛 |
がいじゅうないごう |
見かけはやさしそうだが、心はしっかりしていること。 |
558位 |
7 |
気炎万丈 |
きえんばんじょう |
意気込みがさかんなこと。 |
559位 |
7 |
金城鉄壁 |
きんじょうてっぺき |
鉄で造った城と鉄の壁の意で、きわめて防御の堅い城のこと。 |
560位 |
7 |
苦尽甘来 |
くじんかんらい |
苦しい時が去って、やっと楽しい日が訪れること。 類:一陽来復 |
561位 |
7 |
黄道吉日 |
こうどうきちにち |
何を行ってもうまくいくという日。 |
562位 |
7 |
浅学非才 |
せんがくひさい |
学問や見識が浅く、才能が乏しいこと。 |
563位 |
7 |
千思万考 |
せんしばんこう |
さまざまに思い巡(めぐ)らすこと。 |
564位 |
7 |
粗衣粗食 |
そいそしょく |
粗末(そまつ)な衣服に粗末な食事、貧しい生活のこと。 |
565位 |
7 |
即決即断 |
そっけつそくだん |
時機・チャンスを逃がさず、即座に決断を下すこと。 |
566位 |
7 |
天罰覿面 |
てんばつてきめん |
天の下す罰がすぐにあらわれること。 |
567位 |
7 |
無位無冠 |
むいむかん |
重要な地位についていないこと。 類:無位無官 |
568位 |
6 |
一刻千金 |
いっこくせんきん |
わずかな時間が大きな価値を持っていること。 |
569位 |
6 |
得手勝手 |
えてかって |
わがままなこと。自分だけに都合のいいように行動すること。 |
570位 |
6 |
勤倹力行 |
きんけんりっこう |
仕事・事業にはげみ、倹約(けんやく)し努力して物事を行うこと。 |
571位 |
6 |
群盲評象 |
ぐんもうひょうぞう |
凡人が大人物や大事業を批判しても、その一部分だけにとどまって、全体の把握(はあく)、理解ができないということ。 |
572位 |
6 |
紅毛碧眼 |
こうもうへきがん |
赤い毛髪で青い目の人、広く西洋人をさす。 |
573位 |
6 |
夫唱婦随 |
ふしょうふずい |
夫が言い出し妻がそれに従うこと。夫婦仲がとてもよいことのたとえ。 |
574位 |
6 |
無二無三 |
むにむさん |
わき目もふらず、ひたすらなこと。 |
575位 |
6 |
理非曲直 |
りひきょくちょく |
物事の善悪、正不正のこと。 |
576位 |
5 |
暗中飛躍 |
あんちゅうひやく |
裏(うら)でひそかに活動、策動(さくどう)すること。暗躍。 |
577位 |
5 |
遺憾千万 |
いかんせんばん |
非常に残念なこと。くちおしくてならないこと。 |
578位 |
5 |
一六銀行 |
いちろくぎんこう |
質屋のこと。 1+6=7のしゃれ。 |
579位 |
5 |
拱手傍観 |
きょうしゅぼうかん |
腕(うで)を組んで、何もせず脇(わき)からながめていること。 |
580位 |
5 |
緊褌一番 |
きんこんいちばん |
心を引き締め覚悟を決めてぶつかること。「緊褌」はふんどしを堅くしめること。 |
581位 |
5 |
絢爛華麗 |
けんらんかれい |
華やか、豊か、立派できらきら輝くさま。 |
582位 |
5 |
甲論乙駁 |
こうろんおつばく |
たがいに自分の意見を主張し論じ合い、なかなかまとまらないこと。 |
583位 |
5 |
熟読玩味 |
じゅくどくがんみ |
じっくりと読みこなし、意味をよく理解し十分に味わうこと。 |
584位 |
5 |
精励恪勤 |
せいれいかっきん |
忠実に慎(つつし)んで仕事に励(はげ)むこと。 |
585位 |
5 |
道聴塗説 |
どうちょうとせつ |
道で聴いたことをすぐ話す。人の考えの浅(あさ)はかな受け売り。 |
586位 |
5 |
二六時中 |
にろくじちゅう |
一日中。いつも。 |
587位 |
5 |
明窓浄机 |
めいそうじょうき |
きちんと整理された清潔(せいけつ)で明るい書斎(しょさい)のこと。 |
588位 |
4 |
一望千里 |
いちぼうせんり |
ひと目で千里も見渡せるほどけしきが広々としているようす。 |
589位 |
4 |
意馬心猿 |
いばしんえん |
馬が走り騒(さわ)ぐのを制しきれないように、人間の欲情を抑(おさ)えきれないこと。 |
590位 |
4 |
下学上達 |
かがくじょうたつ |
手近な日常生活から現実に即(そく)した人倫を学び、そこから高度な哲理や真理に達する、という孔子の教え。 |
591位 |
4 |
確固不抜 |
かっこふばつ |
意志がしっかりしていて何事にも動じないさま。 |
592位 |
4 |
寛仁大度 |
かんじんたいど |
心が広くて思いやりがあること。 |
593位 |
4 |
玩物喪志 |
がんぶつそうし |
珍奇(ちんき)なものや目先の楽しみに熱中して、大切な志を失うこと。 |
594位 |
4 |
効果覿面 |
こうかてきめん |
効(き)き目がその場ですぐにあらわれること。 |
595位 |
4 |
小心翼々 |
しょうしんよくよく |
臆病(おくびょう)で気が小さくてびくびくしていること。 |
596位 |
4 |
前途遼遠 |
ぜんとりょうえん |
目標がはるか遠くにあること。 |
597位 |
4 |
大喝一声 |
たいかついっせい |
大きな声でどなりつけること。 |
598位 |
4 |
暖衣飽食 |
だんいほうしょく |
物質的に不自由のない満ち足りた生活。 |
599位 |
4 |
沈魚落雁 |
ちんぎょらくがん |
美人の容貌(ようぼう)のすぐれてあでやかな形容。 |
600位 |
4 |
読書三到 |
どくしょさんとう |
読書に大切だとされる三つの心得(こころえ)。目でよく見、声に出して読み、心を集中して読む。 |
601位 |
4 |
飛耳長目 |
ひじちょうもく |
物事の観察に鋭敏(えいびん)なこと。 |
602位 |
4 |
不得要領 |
ふとくようりょう |
物事の要点がはっきりしないこと。あいまいでわけのわからないこと。 |
603位 |
4 |
放歌高吟 |
ほうかこうぎん |
大声で、あたりかまわず歌うこと。 |
604位 |
3 |
暗雲低迷 |
あんうんていめい |
危険や不安がすぐに迫ってきそうな状況。 |
605位 |
3 |
一分一厘 |
いちぶいちりん |
ほんのわずか。 |
606位 |
3 |
一得一失 |
いっとくいっしつ |
一つの利益があると同時に、一つの損失があること。 |
607位 |
3 |
韋編三絶 |
いへんさんぜつ |
書物の綴(と)じひもが三度も切れるほど繰り返し読みふけること。 |
608位 |
3 |
牛飲馬食 |
ぎゅういんばしょく |
牛や馬のようにやたらにたくさん飲み食いすること。 |
609位 |
3 |
孤影悄然 |
こえいしょうぜん |
孤独(こどく)でさびしそうなようす。 |
610位 |
3 |
狐疑逡巡 |
こぎしゅんじゅん |
疑(うたが)い深さのあまりなかなか決心がつかないこと。 |
611位 |
3 |
山高水長 |
さんこうすいちょう |
不朽の功績・名誉を、山がいつまでも高くそびえ、川が永久に流れ続けることにたとえた語。 |
612位 |
3 |
三拝九拝 |
さんぱいきゅうはい |
何度も頭を下げて頼んだり詫(わ)びたりすること。 |
613位 |
3 |
揣摩憶測 |
しまおくそく |
自分だけの勝手な考えで推量(すいりょう)すること。あて推量。 |
614位 |
3 |
衆議一決 |
しゅうぎいっけつ |
多数の人の議論で意見が一致し決定すること。 |
615位 |
3 |
常住坐臥 |
じょうじゅうざが |
座るときも寝るときも常に。いつも絶えず。 |
616位 |
3 |
常住坐臥 |
じょうじゅうざが |
普段。常日頃。 類:行住坐臥 |
617位 |
3 |
酔眼朦朧 |
すいがんもうろう |
酒に酔(よ)ってはっきりものが見えないさま。 |
618位 |
3 |
泰山北斗 |
たいざんほくと |
その道で最も仰(あお)ぎ尊ばれる人。「泰山」は中国の名山、「北斗」は北斗七星。 |
619位 |
3 |
当代無双 |
とうだいむそう |
この時代に並ぶ者がいない第一等の人。 |
620位 |
3 |
百尺竿頭 |
ひゃくしゃくかんとう |
到達(とうたつ)すべき最高点。向上しうる極地のたとえ。 |
621位 |
3 |
無理算段 |
むりさんだん |
無理してお金を工面(くめん)すること。 |
622位 |
3 |
門前雀羅 |
もんぜんじゃくら |
さびれて人も訪(おとず)れないこと。 |
623位 |
3 |
老少不定 |
ろうしょうふじょう |
老人が必ず先に死ぬとは限らず、少年が長生きするとは決まっていない。 |
624位 |
2 |
異端邪説 |
いたんじゃせつ |
正統でないよこしまな教え、思想、学説。 |
625位 |
2 |
一瀉千里 |
いっしゃせんり |
川の水が流れ始めるとたちまち千里も走るという意から、物事がすみやかにはかどること。 |
626位 |
2 |
雲泥万里 |
うんでいばんり |
天と地が遠く隔(へだ)たっているように、二つのものの差が大きいこと。極端(きょくたん)に違うもののたとえ。 |
627位 |
2 |
円満具足 |
えんまんぐそく |
充分に満ち足りて不足のないこと。人がらに欠点がなく温厚(おんこう)なようす。 |
628位 |
2 |
往事渺茫 |
おうじびょうぼう |
昔のことははるか遠くに過ぎ去った、の意。 |
629位 |
2 |
往事茫々 |
おうじぼうぼう |
昔のことがぼんやりしていて定かでないこと。 |
630位 |
2 |
街談巷説 |
がいだんこうせつ |
世間のつまらないうわさや風聞(ふうぶん)。 |
631位 |
2 |
汗牛充棟 |
かんぎゅうじゅうとう |
牛に引かせれば牛が汗をかき、積み上げれば家の棟までとどくほど、蔵書(ぞうしょ)が多いことのたとえ。 |
632位 |
2 |
奇策縦横 |
きさくじゅうおう |
奇抜(きばつ)な策略(さくりゃく)を自由自在にめぐらすこと。 |
633位 |
2 |
恐悦至極 |
きょうえつしごく |
大変喜び感謝すること。 |
634位 |
2 |
挙措進退 |
きょそしんたい |
日常のちょっとした動作。立ち居振舞い。 |
635位 |
2 |
巧遅拙速 |
こうちせっそく |
上手で遅いよりも、下手でも速いほうがいいということ。孫子の兵法のひとつ。 |
636位 |
2 |
広範多岐 |
こうはんたき |
範囲(はんい)が広く多方面にわたること。 |
637位 |
2 |
自重自戒 |
じちょうじかい |
自ら行動を慎み、自らを戒めること。 |
638位 |
2 |
失意泰然 |
しついたいぜん |
悪い局面で失敗や挫折(ざせつ)があってもゆったりと落ち着いていなければならない。 |
639位 |
2 |
十年一日 |
じゅうねんいちじつ |
十年があたかも一日のように、変化、進歩のないこと。 類:旧態依然 |
640位 |
2 |
出藍之誉 |
しゅつらんのほまれ |
教えを受けた弟子が先生よりもすぐれた人になるたとえ。 |
641位 |
2 |
進退両難 |
しんたいりょうなん |
進むも退くも両方ともに困難なこと。にっちもさっちもいかないこと。 |
642位 |
2 |
千篇一律 |
せんぺんいちりつ |
どれもこれも変わりばえがなく、面白味がないこと。 |
643位 |
2 |
大死一番 |
だいしいちばん |
死んだつもりで事にあたること。 |
644位 |
2 |
内柔外剛 |
ないじゅうがいごう |
心の中が弱くて、外面の言葉つきや態度が強そうに見える人のこと。 |
645位 |
2 |
乱離骨灰 |
らりこっぱい |
散々に離れ散ること。めちゃめちゃになること。 |
646位 |
2 |
粒々辛苦 |
りゅうりゅうしんく |
こつこつと努力と苦労を積み重ねること。 |
647位 |
2 |
冷汗三斗 |
れいかんさんと |
恐ろしさやはずかしさで冷や汗がどっと出ること。 |
648位 |
1 |
哀悼痛惜 |
あいとうつうせき |
人の死を悲しみ惜(お)しむ気持ちの伝統的な表現。 |
649位 |
1 |
安車蒲輪 |
あんしゃほりん |
安車とは、馬車は立ち乗りが普通だった、古代中国のすわって乗れる老人や婦人用の馬車のこと。その馬車がゆれないように、車輪に蒲の穂をまいたことから、老人をいたわることのたとえ。 |
650位 |
1 |
安常処順 |
あんじょうしょじゅん |
平穏(へいおん)な日々に慣れた平和でのどかな暮らし。 |
651位 |
1 |
以耳代目 |
いじだいもく |
実際には見ていないのに、聞いただけで見たことにする。 |
652位 |
1 |
一日三秋 |
いちじつさんしゅう |
わずか一日でも会わないと、三年も会わないように感じられてとても待ち遠しいほどに、非常に思い慕(した)うこと。 類:一日千秋・一刻千秋 |
653位 |
1 |
蜿蜒長蛇 |
えんえんちょうだ |
行列などが、長いヘビのようにうねりながら一列に続いているさま。 |
654位 |
1 |
怨徹骨髄 |
えんてつこつずい |
うらみ、骨髄に徹す。激しく人を怨(うら)むことのたとえ。 |
655位 |
1 |
改過自新 |
かいかじしん |
「あやまちを改め、みずからを新たにす」ということで、自分のミスを素直に認め面目(めんぼく)を一新すること。 |
656位 |
1 |
呵呵大笑 |
かかたいしょう |
声高く大いに笑うこと。 |
657位 |
1 |
蝸牛角上 |
かぎゅうかくじょう |
小さな世界での、つまらない争いのこと。 |
658位 |
1 |
気息奄々 |
きそくえんえん |
息もたえだえで、非常に苦しい状態。「奄」は「おおう・ふさがる」の意。 類:青息吐息 |
659位 |
1 |
愚者一得 |
ぐしゃいっとく |
愚(おろ)か者でも、たまに名案を出すことがある。愚者の考えもよく聞くことが大事だ。 |
660位 |
1 |
口誅筆伐 |
こうちゅうひつばつ |
言葉と文章で激しく批判、攻撃すること。 |
661位 |
1 |
高論卓説 |
こうろんたくせつ |
すばらしい意見や論説など。 |
662位 |
1 |
七珍万宝 |
しっちんまんぽう |
様々な種類の宝物。 |
663位 |
1 |
洒洒落落 |
しゃしゃらくらく |
性格や態度、言動などがさっぱりしていて、こだわりのないようす。 |
664位 |
1 |
寸善尺魔 |
すんぜんしゃくま |
ちょっとよいことがあるとそれよりもっと悪いことが起きるものだ。 |
665位 |
1 |
千古不易 |
せんこふえき |
ずっと、永遠に変わらないこと。 |
666位 |
1 |
粗酒粗肴 |
そしゅそこう |
粗末(そまつ)な酒と食事、招待客への謙遜(けんそん)語。 |
667位 |
1 |
多事多端 |
たじたたん |
仕事や処理すべき事が多く、忙(いそが)しいこと。 |
668位 |
1 |
胆大心小 |
たんだいしんしょう |
大胆で、しかも細心の注意をはらうこと。細心にして大胆。 |
669位 |
1 |
読書尚友 |
どくしょしょうゆう |
どの時代、どの国の書物も、夢中になって読めば、作者の生き生きとした息吹きが伝わってくる。 |
670位 |
1 |
熱烈峻厳 |
ねつれつしゅんげん |
厳しく情熱を傾け、妥協を許さない厳しさを持つこと。 |
671位 |
1 |
博引旁証 |
はくいんぼうしょう |
多くの例を引き証拠(しょうこ)だてて事を論ずること。 |
672位 |
1 |
皮相浅薄 |
ひそうせんばく |
表面的で底が浅いこと。知識・思慮・学問などが非常に浅いこと。 |
673位 |
1 |
明哲保身 |
めいてつほしん |
賢い人は物事の道理に従って行動し、危険を避(さ)けて安全な道を選び身を守るということ。 |
674位 |
1 |
余韻嫋々 |
よいんじょうじょう |
あとに残る響きや風情(ふぜい)がいつまでも続くこと。 |
675位 |
0 |
相碁井目 |
あいごせいもく |
何事につけても人の実力は上下さまざまであること。相碁とは実力が相等しい者どうしで打つ碁のことで、「井目」は碁盤(ごばん)上にしるされた九つの黒い点のこと。 |
676位 |
0 |
安居楽業 |
あんきょらくぎょう |
居に安んじ業を楽しむ。住まいや仕事が安定し、楽しく暮らすさま。 |
677位 |
0 |
移花接木 |
いかせつぼく |
花の枝を接(つ)ぎ木する。ひそかに人や物を取り替え、表面をつくろうこと。 |
678位 |
0 |
一口両舌 |
いっこうりょうぜつ |
話が食い違うこと。二枚舌(にまいじた)を使うこと。 |
679位 |
0 |
因小失大 |
いんしょうしつだい |
目先の小さい利益をむさぼって大きな利益を失うこと。 |
680位 |
0 |
内股膏薬 |
うちまたごうやく |
その時々の都合で無定見(むていけん)・無節操(むせっそう)にあちらに従ったりこちらに従ったりして、態度のはっきりしないこと。 |
681位 |
0 |
有頂天外 |
うちょうてんがい |
有頂天を極(きわ)め、さらにその上の状態。 |
682位 |
0 |
益者三楽 |
えきしゃさんごう |
有益な三つの楽しみ。第一に礼楽に親しみ調和の取れた暮らし、第二に人の美点を話題にする、第三に立派な友を多く持つこと。 |
683位 |
0 |
遠水近火 |
えんすいきんか |
遠い所にあるものは急場の役には立たないこと。「遠水、近火を救わず」 |
684位 |
0 |
円転滑脱 |
えんてんかつだつ |
他人と衝突(しょうとつ)しないようにうまくやるようす。 |
685位 |
0 |
遠慮近憂 |
えんりょきんゆう |
先のことまでよく考えて行動しないと、必ず急な心配事が起こって苦しむことになる。 |
686位 |
0 |
解衣推食 |
かいいすいしょく |
自分の着物を着せてあげたり、自分の食べ物を食べさせたりするように、人に厚い恩恵(おんけい)をほどこすこと。 |
687位 |
0 |
海翁好鴎 |
かいおうこうおう |
街中を人に臆(おく)することなく闊歩(かっぽ)するハトやスズメ。どんなに近いところにいても、戯(たわむ)れに手を伸ばすと、決して触れることができない。野心があると鳥もそれを察して近寄らない。野心を人に知られると目的を達しにくい、というたとえ。 |
688位 |
0 |
蓋棺事定 |
がいかんじてい |
生前の評価は当てにならない。一生が終わり棺(かん)のふたをして初めてその人の値打ちが決まるということ。 |
689位 |
0 |
外寛内明 |
がいかんないめい |
外部に対しては寛大(かんだい)に接し、自分自身はよく省みて明晰(めいせき)に己(おのれ)を知り、身を慎(つつし)むということ。 |
690位 |
0 |
開巻有益 |
かいかんゆうえき |
本を開けば必ず得るところがある。読書は有益であるということ。 |
691位 |
0 |
戒驕戒躁 |
かいきょうかいそう |
驕(おご)らず、焦(あせ)らず、騒(さわ)がず、慎(つつし)んで堅実に生きなさい、ということ。 |
692位 |
0 |
開源節流 |
かいげんせつりゅう |
財源(ざいげん)を開拓(かいたく)して流出を節約する。収入を増やして支出をおさえる健全財政のたとえ。 |
693位 |
0 |
開心見誠 |
かいしんけんせい |
胸襟(きょうきん)を開いて真心(まごころ)を示すこと。心を開いて誠をあらわすこと。 |
694位 |
0 |
回心転意 |
かいしんてんい |
思い直して態度を改めること。 |
695位 |
0 |
感慨一入 |
かんがいひとしお |
いちだんと感慨(かんがい)が深いこと。 |
696位 |
0 |
鬼面仏心 |
きめんぶっしん |
怖(こわ)そうな外見にもかかわらず、優しい仏のような心を持っていること。 |
697位 |
0 |
興味索然 |
きょうみさくぜん |
興味が失われていくさま。物足りなくて面白みがない。 |
698位 |
0 |
勤皇攘夷 |
きんのうじょうい |
天皇を尊び、外国人を排斥(はいせき)すること。「勤皇」は「勤王」とも書く。「尊皇攘夷」ともいう。 |
699位 |
0 |
拳拳服膺 |
けんけんふくよう |
心中つねに銘記(めいき)して忘れないこと。 |
700位 |
0 |
口耳講説 |
こうじこうせつ |
聞きかじりの耳学問を、物知り顔ですぐ人に説くこと。浅薄(せんぱく)な学者、学識のたとえ。 |
701位 |
0 |
今是昨非 |
こんぜさくひ |
過去のあやまちを今はじめて悟(さと)ること。今になって過去の誤りに気づくこと。 |
702位 |
0 |
才子多病 |
さいしたびょう |
才子はとかく病気がちだということ。 |
703位 |
0 |
採長補短 |
さいちょうほたん |
人の長所を取り入れ、自分の短所を補(おぎな)うこと。 |
704位 |
0 |
縦覧謝絶 |
じゅうらんしゃぜつ |
勝手気ままに出入りして見回ることはお断り。 |
705位 |
0 |
春日遅遅 |
しゅんじつちち |
春の日の、日差しもうららかでのどかなありさまのこと。 |
706位 |
0 |
常住不断 |
じょうじゅうふだん |
常に続いて絶えないこと。ずっと続いていること。 |
707位 |
0 |
神機妙算 |
しんきみょうさん |
神が行うような絶妙(ぜつみょう)のはかりごと。常人には思いつかないすぐれたはかりごと。 |
708位 |
0 |
寸進尺退 |
すんしんしゃくたい |
わずかに進んで大きく後退すること。得るものは少なく、失うものが多いことのたとえ。 |
709位 |
0 |
世渫不食 |
せいせつふしょく |
「渫」は潔白なこと、「食」は汲(く)み取ること。清い水を世間の人が汲み取らない、賢人といわれる人が世間に用いられることがないこと。 |
710位 |
0 |
勢力伯仲 |
せいりょくはくちゅう |
たがいの力が接近して優劣の差がないこと。 類:実力伯仲 |
711位 |
0 |
相即不離 |
そうそくふり |
互いに関係しあっており、切り離すことができないさま。密接な関係。 |
712位 |
0 |
碎啄同時 |
そつたくどうじ |
またとない絶好(ぜっこう)のチャンス。両者の気持ちがぴったり合うタイミング。 |
713位 |
0 |
大器小用 |
たいきしょうよう |
立派(りっぱ)な人をつまらない立場においてつまらない仕事をさせること。 |
714位 |
0 |
直言直筆 |
ちょくげんじきひつ |
遠慮(えんりょ)なく言い、ありのままに書くこと。 |
715位 |
0 |
鉄心石腸 |
てっしんせきちょう |
鉄や石のように堅固(けんご)な精神、強い意志のたとえ。どんなことにも動じない心。 |
716位 |
0 |
得意淡然 |
とくいたんぜん |
得意な局面でも淡々(たんたん)とごく自然であれ、の意。 |
717位 |
0 |
読書三余 |
どくしょさんよ |
勉強や読書に適した三つの余暇(よか)のこと。冬と夜と雨。 |
718位 |
0 |
難易軽重 |
なんいけいちょう |
難しいか易しいか、軽んずべきか重んずべきか。物事の程度・価値を問うことば。 |
719位 |
0 |
盗人上戸 |
ぬすびとじょうご |
甘い物、お酒のどちらもいける「両刀使い」のこと。 |
720位 |
0 |
熱願冷諦 |
ねつがんれいてい |
求める時には熱心に願望し、かなわぬ時には冷静にさらりと諦めること。 |
721位 |
0 |
薄志弱行 |
はくしじゃっこう |
意志が弱く行動力に乏しいこと。 |
722位 |
0 |
八方画策 |
はっぽうかくさく |
あらゆる方面に働きかけて、計画の実現をはかること。 |
723位 |
0 |
半醒半睡 |
はんせいはんすい |
なかば目覚め、なかば眠っていること。 |
724位 |
0 |
平易明快 |
へいいめいかい |
わかりやすく筋道がはっきりしていること。 |
725位 |
0 |
慢言放語 |
まんげんほうご |
言いたい放題言うこと。 |
726位 |
0 |
未練未酌 |
みれんみしゃく |
相手の気持ちがくみとれず心残りであること。 |
727位 |
0 |
無理往生 |
むりおうじょう |
無理やりに従わせること。強制的に承知・服従させてしまうこと。 |
728位 |
0 |
面従後言 |
めんじゅうこうげん |
その人の前では服従(ふくじゅう)するように見せているが、隠(かく)れてかれこれと悪口を言うこと。 |
729位 |
0 |
門前成市 |
もんぜんせいし |
その家に出入りする人が多いようすを言う言葉。 |
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以上 |
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